踏んだり蹴ったり2011年03月02日 22時30分

踏んだり蹴ったりとは今日のようなことを言うのだろう。

朝、いつものように自転車で出かけようとすると後輪の空気が抜けている。おそらくパンクだ。
とりあえず空気を入れて様子を見る。空気が抜けている様子はなさそうだし、あまりあれこれしている時間もないのでそのまま家を出発する。

走り出したら走り出したで速度が出ない。そればかりか脚が重たい。昨日までの調子とは打って変ってだ。いきなりから自転車で行くのが厭になるが、かといって引き返している余裕もない。
走っているうちに原因がわかってきた。向い風だ。しばらく強風の日がなかったので風速の予報を怠っていた。ただ、タイヤの空気は抜けているわけではなさそうなのが幸いだ。
最後の数キロというところで道を折れたとたん、最強の向い風と直面する。前を走っているママチャリと大して変らない速度しか出ない。あまりにおかしいのでタイヤを見ると空気が抜けている。そりゃ重たくもなるよ。

空気を入れて走り出す。向い風にも拘らず快調である。
結局向い風と空気の抜けで二重苦になっていたわけだ。快調といっても風の弱い日ほどは出ていない。結局いつもより 10分ほど余計にかかった。

タイヤは調べたらホッチキスの針がささっていたのだった。