自転車通勤の距離に関する雑感2011年10月26日 22時45分

今月いっぱいで宝塚に通い始めて丸一年になる。何度か片道 30 km の自転車通勤について書いてきたが、改めて考えてみたい。

個人的な感じでは 30 km というのは通えない距離ではないというのは何度も書いてきた。月に数回程度であれば片道 50 km でも大丈夫という気がしている。今でも基本的にはそう考えているが、ただ若干考えが変化してきた。

距離よりも、所要時間が厳しい。30 km を待ち時間含めて 1時間で走れる人なら問題ないかもしれない。私の場合、今なら信号待ちその他を含めて 1時間 25分前後かかっている。これが長い。相生は除外するとして、その前の職場には片道 20分ほどだったこともあって睡眠時間の皺寄せが大きいのであった。合計 40分と 3時間弱ではかなり違う。寝なくても大丈夫という人なら苦にならないかもしれないが、私は寝ないと駄目な割に眠りの質がよくないので、睡眠時間の大幅な減少は厳しいものがある。

疲れているときや気分が乗らないときの 30 km は長い。今でも基本は 30 km の自転車通勤なので「30 km は無理だ」とも思わないし、できるかどうかはやってみてから言ってもらいたいと思っている。ただ、上にも書いたように所要時間なども含めて考えると、継続して何年も通勤するにはベストが 15 km、長くても 20 km くらいがちょうどいいのではないかという気が最近はしている。これは自転車通勤に関してよく言われる距離で、そう言う人らはそういうところまで考慮しているのかもしれないし、最大公約数で言えばそれくらいがちょうどいいような気がする。

そういう意味で Brompton の輪行通勤は大正解であった。尼崎往復なら 25 km 程度なので片道 12 km くらいでほどよい距離になる。気分が乗らないときや疲れているときはこれくらいだとちょうどいい感じだ。私の場合、30 km 走るとなると若干気合が必要になることがある。気合の入らない日は無理をせずにぼちぼち行くというのもまたいいものだし、そういう日でも自転車に乗ることができるのがいい。電車で坐れて疲れているときはちょっと眠ったりもできる。これで自転車が 10 kg 以下ならもっといいのにと贅沢なことを考えてしまう。
尼崎など途中の駅に自転車を置いておき、日によって家からだったり、途中の駅まで電車で行くというようなことも当初から考えなかったわけではないが、これは二つの理由であまりいい考えではない。

・預けている自転車のメンテナンスがしづらい上に預ける費用がかかる(さらには電車賃も必要だ)
・家から駅までの距離を歩かなければならない

私の場合、家から途中の駅まで自転車、そこから電車で職場の最寄駅に行くという選択肢はない。というのも、家からだと適当な駅がないこととと、最寄駅から職場まで徒歩で 20分程度かかるからだ。家からプラットフォームまでは歩いて 15分弱だが、これも十分長い。いずれの側の徒歩も通勤時間の拡大に影響している。これが Brompton を使うと家からプラットフォームまで折り畳み時間を含めても僅か 5分で済む。これが Brompton の機動力だ。最寄駅から職場までは残念ながら Brompton で走ったことがないので、そこのところはわからないが、10分はかからないだろう。
輪行通勤だと自転車を預ける必要がないので、両側の駅で自転車が使えるし、それにかかる余計な出費がかからない。それに駅を固定する必要がないので、雨の日であるとか、気分などで乗降する駅を臨機応変に換えることもできる。

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