30 km x 2 x 52011年01月29日 17時55分

宝塚まで自転車で行くようになって今週初めて 5日連続で自転車通勤をした。そうはいっても何日かは出るのがかなり厭だったが、先先週は一週間自転車通勤を休んだために財布の中身が苦しいので已むを得ないという事情もある。
3箇月も乗っていて初めてというのも不思議な感じがするが、これは天候の影響が大きい。年内はよく雨が降ったり降りそうな予報で週に一度以上断念してきた。

膝は完全とは言いがたいが、何とかなっている。
先日書いたように、どうやら寒さが膝に堪えるらしい。寒い中を長距離走るというのがよくないのだろう。長距離がさらによくないのは、走る時間帯にも影響するということだ。去年の冬は 6 km 程度の距離だったので、家を出る時間は 8時前後で、約20分走るだけだった。日が昇った後なので最低気温ではないし、走る時間も短いので寒さが膝に堪えるというほどでもなかったのだろう。今は日の出前に走り出すので、最低気温の中を走ることになるし、距離が長いので膝が寒さに曝されて冷える。

寒さが原因ではないかと気がついたのはある日の帰り、途中で店に寄った後痛みがかなり緩和されていたことだった。それまで痛んでいたのに何もせず改善されたとすると考えられるとすれば温度と休憩しか考えられない。信号待ちで少しではあるが待たされることはあるが、そんなことで痛みが改善されることはなかったので休憩は考えにくい。店は扉などなく、殆どオープンだがそれでも暖房は効いている。

というようなわけで膝痛の原因は寒さであろうとほぼ断定して対策を始めた。対策といってもできることはそれほどなく、ハイテクタイツを穿いて厚手のズボンを穿くくらいのものだ。カイロを膝に当てたいような気もするが、おそらく無理だろう。年末に購入した自転車用の冬用が一本あり、当面はそれで凌いで改善されたので、ユニクロで防風イージーパンツを慌てて購入した。本来は自転車用のが欲しいところだが、何しろ高い。1本 1万円以上してはそうそう買えない。年に 1本くらいづつ買うことにするか。

話は違うが最近汗の量が増えてきたようだ。少し前までそんなに汗をかかなかったような気がするが、このところ着いたらタオルが汗でべとべとだ。理由がよくわからない。気温が上昇しているかというとそんなことはなく、ロガーの最低気温は 2度だったりもするくらい寒い。下半身を暖かくすることで汗が出るようになったのだろうか。

汗の問題は一般的に冬以外の問題の筈だが、長距離になるとそうも言っていられないようだ。
今から心配しているのは黄砂である。花粉も問題だが、花粉よりも肺に対する影響が気になる。距離が長い分、吸う量も増えるだろう。といってマスクをしていては自転車に乗れない。高価なマスクもあるようだが、それでも息苦しさがないかというとそうでもないらしい。

というようなわけで走れば走るほど 30 km という距離がわかってきた。自転車通勤に決して無理な距離ではないと思う。体力だけで言えば時間などの条件を気にしなければ片道 40 km でも問題はないだろう。
ただ、一般論として適当な距離かというとそうではないような気がする。今のところ私の印象では 15 km から 20 km くらいが適当ではないか。私が言うまでもなく、自転車通勤を話題にした記事や文章で言及されている距離だ。
ただ、これも走る環境に依存するような気がするので物理的な距離だけが問題ではないような気もしている。私の場合、職場までの最後の 10 km と同様の環境を走り続けることができるのであれば 30 km でも適当だと思えるし、逆に家からの 10 km のような環境だけを走らなければならないのであれば 10 km から 15 km が通勤距離として限界かもしれない。人や車も殆ど走らず、信号がないような恵まれた環境であれば 40 km だって適当かもしれないし、逆に逆走自転車やら歩行者、車が多い、あるいは数十メートルおきに信号というような嬉しくない環境であれば 10 km でも無理という場合もあるだろう。
これもまた一概に言えないことのように思うのだ。

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