iPod touch software version 2.2.12009年02月02日 23時00分

たまたま iPod の情報サイトを見たら iPhone/iPod touch の新しいソフトウェアがリリースされたという記事があったので早速更新してみた。何でも iPod touch ではロスレス圧縮ファイルの再生がスキップされる問題を解消とあった。うちはそういう現象は経験していないが、再生中にぶちぶち音が切れることがあるという問題があった。最初はエンコードしたファイルがおかしいのだと思っていたので、また全部エンコードしなおしかとうんざりしていた。
ところがよく調べてみると決ったところで音が切れるのではなく、場合によって切れたり切れなかったりしているし、iTunes のファイルは切れていないことがわかった。iPod touch の CPU が非力なのかと思っていて、前にもそんなことを書いたが、新しいソフトウェアにしてからそういうことがなくなっているので、スキップされるたけでなくロスレスファイルの再生パフォーマンスも向上している可能性がある。ただ、それほど聴いているわけではないので、完全に問題が解消されているのかどうかはこれからだ。
Safari のバグ対策なども書かれているが、2.2 にしたときにすでにかなり改善されているのでこれはあまりわからない。後はコピペができるようになれば容量以外で私が問題にしている点はほぼ解決されることになる。

今ではメモ帳、電子書籍、天気予報、万歩計などで使うことが多く、音楽プレーヤではなくなりつつあるものの、いろいろ大活躍している。

通訳と伝言ゲーム2009年02月09日 22時23分

昨日のサザエさんにたまたまマスオとカツオが野球のボールを他人の家に投げ込んでしまい、ガラスが割れたが、それが人命救助になったというエピソードがあった。噂が噂を呼ぶが、最終的にとんでもない話になっていたという話だ。それを見ていてふと思ったのは通訳のことだった。通訳は前準備をしたりすることもあるし、大きな会議の同時通訳などになると大量の資料を事前に渡されるということだから、ある程度内容について知識がある。そういう場合はそれほど元の話からずれた訳になっていることはないのかもしれない。
それでも言語が違えばそれだけでニュアンスが飛んでしまったり、誤訳があったり通訳するときの伝言ゲームみたいな結果も含まれているだろうから、きっちり通訳できているケースなど殆どないのではないかという気がする。

随分前の話になるが、日本の TV クルーがアフリカのどこかに行って現地の人間に話を聞く場面があった。そのときインタビューアとインタビューイの間に通訳が数人いた。直接現地語を話せる日本人通訳がいないということだったが、通訳が通訳に話しているということはその時点ですでに伝言ゲームの要素が言語の翻訳と同時に発生するばかりではなく、言語の置き換え時の間違いなども入るだろうから、もしかするとインタビューアの意図はインタビューイには全然伝わっておらず、戻ってきた答えもどこまでまともなものなのか知れたものではない。そうなると一体何の話をしているのかということになるばかりか、もしかするとそもそも文化の全然違う人の受け答えであるから最終的にそれらしい答えが返ってきたとしてもそれがどこまで信憑性のあるものなのか疑わしい気がする。
極端な話、アフリカの人に盆踊りの質問をしたところでまともな答えが得られないに違いなく、通訳の間でそういうことになっていないとも限らない。インタビューイは質問に対して「山なんか見たことないね」という答えを返しているかも知れず、インタビューイに対する質問そのものが「海を見たことがあるか」ということになっていたりするかもしれない。

まあ同じ言語を使っていても誤解や行き違いが当り前のようにあるわけだから、ことばのコミュニケイションなどその程度の精度なのかもしれない。

HDD の入れ替えに悩む2009年02月28日 15時35分

まだ入れ替えたわけではない。
今、メインに使っているノート PC が 6年目になる。多少遅さは感じるが、買い換えるほど深刻ではない。今買えば Vista というのも購買意欲を削いでしまう一因でもある。このご時世、購買意欲はない方がいいので、Vista には感謝しなければいけないのかもしれない。

ところが問題は HDD である。年末に外付け 1 TB というのを購入したので容量に不満はないが、内蔵 HDD の残り容量が少くなっていること、それよりも気がかりなのはすでに 5年以上使用しているという事実だ。HDD は消耗品だとはよく言われることで、これだけ使えばそろそろ壊れてもおかしくない時期にさしかかっている。というか真っ只中だろう。うちにはないが、何でもカーナビの HDD は 3年もてばかなりな幸運という話もあるらしい。それはそうかもしれない。CPU でもかなり過酷な環境だと思うが、温度変化と振動という HDD にとっては相当過酷な環境で動作しているわけだから、それくらいのことはあるだろうと思う。それなりに対策は取られているにしてもデスクトップ PC の環境と比較すると天国と地獄だろう。

カーナビのことはどうでもいいのだった。

これだけ古い機種になると 138 GB だったか、それ以上のドライブが認識できないという制約があって、実際上記の 1 TB も起動時に接続してあると起動しない。なので必然的に 120 GB 以下のものしか選択できず、これが予想以上に高価である。それでもノート PC を買い換えることを考えれば安いのは安い。
もっと悩ましいのがシステムを乗せかえるという面倒だ。単純に内容を引越ししてくれるソフトやサービスもあるらしい。これは手軽なのはわかっているが、不要な常駐ソフトやらデバイスドライバもあるし、レジストリだってゴミがたくさんあるに違いない。これらを吟味すれば今より快適になるだろう。さらに HDD も多少は高速になっているだろうからより望ましい環境になる。できればそうしたいものの、セットアップと引越しだけで一日はかかってしまうだろう。さらに、インストールすべきソフトの取捨選択だの必要な設定の見極めだのという細かいことをやっていれば二日や三日は経ってしまう。

というようなわけで懸案のまま現在にいたっている。三月の連休にするか、黄金週間にするかというところだろうか。後は踏ん切りをつけるだけだ。