ストレッチの効能2008年11月13日 22時58分

最近、朝起きたときに腰が痛くて直立できないことがある。幸いこれまでぎっくり腰をしたことはないが、「ぎっくり腰の兆候か」と思ったりもした。しかし聞くところによればぎっくり腰は突然やってくるらしいので兆候があるというのもおかしい気がする。寝具を換えたわけでもないので訝っていた。
話は違うが出勤前にはストレッチをする。あるとき自転車屋の店長にした方がいいと薦められたからだ。最初は何がどういいのかわからなかったが、そのうち体に柔軟性が出てきた。関節の可動範囲が拡がっている。もともと体が硬いので、柔軟になったといっても体操選手のようにはいかない。
ただ、体が柔らかくなってもそれほどメリットを感じることはない。おそらく咄嗟のときなどに体が動くということで役に立っているのだろうと推測するばかりだ。
ストレッチは筋肉を伸ばす行為だ。筋肉は伸ばすといいらしく、ストレッチを始めてしばらくすると体重の減少を経験する。ダイエットをする人はストレッチも取り入れると間違いなく、いい。

ところがここしばらく、上半身のストレッチをしないで下半身ばかりしている。自転車が全身運動なのは知っているし理解もしているが、より運動しているのは下半身だからという理由と朝はやはりどうしても時間に追われるので、省略したいという気持ちも出てくる。
マッサージでもしないと駄目かと思っていたが、ある日何気なく上半身のストレッチもしてみた。するとどうだ。それ以降腰は嘘のように痛まなくなった。たまに重さを感じることはあるが、痛みはない。

ちょっとほぐしたら少しはましになるだろうというつもりでやった一度のストレッチがこんなに効果があるとは予想すらしなかった。このときほどストレッチのありがたみを感じたことはない。

やはり運動前にはストレッチを真面目にした方がいいらしい。