がむしゃらは駄目だ2008年11月08日 20時58分

前にも書いたが、歯磨きをするときに歯ブラシでごしごしやっても綺麗にはならない。あれ以来比較的ごしごししない磨き方を心がけている。その頃から歯の着色が気になり出した。実はもっと前から気になってはいて去年は電動歯ブラシの購入も検討したことがあるし、歯が白くなる電動歯ブラシが出たという記事を随分前に見つけたときにその製品を探して見つからなかったということもある。
ところが、今年になってから黄ばむという以上に着色していることに気がついた。あるときたまたま歯の裏側を鏡で見たことがあったが、予想以上に汚れていて驚いた。

歯磨きには随分長い間デンタルリンスを使っている。朝起きたときに口の中がねちゃねちゃしないというのがその理由だ。で、デンタルリンスの容器を見ていると「歯の着色は研磨剤入りの歯磨きを使え」と書いてあった。
ドラッグストアに行ったときに白い歯を謳った歯磨き粉があったので購入して使っている。ごしごし磨くとつるつるにならないので、ごしごしがむしゃらに磨かないようにして数箇月、幾分かは色も落ちてきたようだ。

もう一つは自転車である。これも前に書いたかもしれない。
速く走りたいのは人情だ。で、がしがし漕ぐわけだが、事情でがしがし漕げないこともある。結果はがしがし漕いだときと大して時間に差がない。ショックではあるが、頑然とした事実である。自転車の加速などたかが知れているからなのだろう。だが、歯磨きにしても自転車にしてもがむしゃらにやれば綺麗になるような気がするし、速く走れるような気がする。そういうことが人をがむしゃらにするのかもしれない。

自然体ということばとは少し違うような気もするが、ある意味では自然体でやるのがいいということか。何かをやろうと思って始めるとき、人はがむしゃらになりがちである。だが、がむしゃらは長続きしない。三日坊主になる原因の半分もがむしゃらかもしれない。

どうやらがむしゃらは駄目らしい。