冬の憂鬱2011年11月29日 22時15分

いよいよ日が短くなってきた。家を出るのは 6:25 前後なので随分暗くなった。自転車に乗るのにライトが必要になる時季だ。

去年はそういう気分にならなかったのだが、今年は日が短くなるに連れて仕事に行くのが憂鬱になってきた。去年は新しい職場に通い始めた頃ということもあったのだろうし、長距離通勤を始めそれどころではなかったのかもしれない。ところが今年は夏の日照時間を経験したというのもあるのだろう。季節性の鬱なんだろうか。

これまでこういう経験をしたことがない。もともとこんな長時間の通勤を殆どしたこともないので、暗いうちから出勤するという経験がない。正確には学生のときにアルバイトで郵便局の早朝仕分けに通っていたことがあった。そのときも始発とは言わないにしても結構早く家を出ていた。正確な時間までは憶えていないが、6時頃の電車に乗っていたような気がする。そうは言ってもこれはアルバイトだし、通勤は電車だ。

今の自転車通勤で何が憂鬱かといって家を出てすぐに走らなければならない大通りである。結構な速度で多くの車が走る横を 2 km ほど並走しなければならない。別の道を選択することもできないわけではないが、それはそれで遠回りになるし、時間もかかるので嬉しくない。

そこさえやり過ごせば少しは車の交通量が少ない道に入る。ただ、そこも全行程からするとやはり嬉しくない部分だ。
この前半 1/3 がなければかなり楽しい自転車通勤だが、この前半 1/3 が暗い出勤と併せて通勤を憂鬱にしている原因だ。

その証拠に Brompton を連れて電車で通勤するときはそういう憂鬱はあまり感じない。毎日 Brompton 通勤したい気がしないわけでもないが、それはそれで電車賃が余計な出費になるので嬉しくない。

夏は家を出るときから明るいだけ憂鬱は少ない。熱中症の心配もあるが、冬のように寒さと暑さで着るものと着ているものの調節などという面倒がない。まあ、なんだかんだ言っても明るいのがいい。

宝塚に通勤する限り毎年冬になると憂鬱になるのだろうか。

それはそれで憂鬱の材料なのだった。

すっぴんと厚化粧2011年11月29日 22時45分

日経ウーマンオンラインに「『女性のすっぴんに幻滅した』、男性の6割」という記事があった。

個人的にはあまりそういう経験はないような気がするが、その気持ちはわかる。厚化粧の女は基本的に好きではない。
ただ、TV に出るタレントがすっぴんで出て驚くという経験はしたことがある。まあ厚化粧しているということはそれだけアレンジが凝っている可能性が大きいので、実際には若干の驚きとさもありなんという感じがごちゃまぜになっている。

記事によれば 6割の男がすっぴんを見て幻滅したらしく、彼らは「肌が汚かった」「シミが多かった」という。実際のところは経験してみなければわからないが、私自身はあまりそういうことで幻滅することはまったくとは言わないが、幻滅する主要な要因ではないように思う。
それよりも「全くの別人だったから」「普段と違ってだまされた感があったから」などの意見の方に同意したい。これが厭で厚化粧を嫌う男は多いのではないだろうか。

蒼井優が以前カルビーの CM ですっぴんまたはそれに近い状態で出演していたことがある。それまで特に意識しなかった女優だが、そんな顔でも化粧の顔とそれほどギャップがなかったのが印象に残って、それ以来気になっている。特別美人だとは思わないが、すっぴんと化粧のギャップが少ないというだけで印象が断然いい。

どうやらそれは私だけではなく、上記のアンケートからも男はそういう女性に惹かれる傾向があるらしい。

そういう私の嫁は厚化粧の部類に入るのかもしれない。

認めたくはないが、人生そうしたものである。