Brompton と宝塚2011年07月03日 17時15分

まだ 70 km ほどしか走っていないが、今までのところの感想など書いてみることにする。

やはり走らない。これに大きな不満があるかというと、通勤のときには走ってもらいたいなぁ、という程度の不満である。通勤時の基本は JR の尼崎から走る。片道約 11 km ある。普段乗っている自転車なら 30分程度で行けるが、Brompton だと 40分かかる。

ちょっと違和感があるのは乗車姿勢である。M タイプのハンドルだが、少しアップライトすぎる。この姿勢の影響だろう、乗った次の日の朝には脚が筋肉痛だ。そんなに酷い筋肉痛ではなく、家を出る頃には忘れている程度のものである。筋肉痛はいいが、個人的にはもう少しだけ前傾姿勢になるといいような気がする。

金曜は雨が降るというので、Brompton で出かける。電車に乗っているうちに降りだすような予報だったので、どこで電車を降りるかいろいろ考える。雨が降っていなければいつものように尼崎で降りようとも思ったが、走っているうちに降りだす可能性が高いので、次の選択肢を考える。甲子園口、塚口、猪名寺、伊丹、宝塚など候補を出す。尼崎ではすでに降っていた。ぱらぱら程度だったが、尼崎は諦める。最寄駅も考えたが、最終的には宝塚で降りることにした。電車の中で経路を調べる。

阪急宝塚の南から走り出すことになる。それほど強い雨ではないが、傘なしは厭なくらいの雨だ。雨用の帽子は持っているが、そのまま走り出す。宝塚もすでにかなり再開発が進んでいるのはこれまでの電車通勤などで知っていたが、自転車で走るとところどころに昔の温泉街の雰囲気が残っている。一泊してぶらぶらするには風情も何もあったものではないのだろうが、こうして自転車でぶらぶら(でもないが)走るとそういう雰囲気が味わえて適当にいい感じである。

途中で宝塚音楽学校の生徒らしき二人連れを後ろから見る。数歩見ただけで追い越してしまったが、歩き方がそこらの女子高生とは違ってドラマで見る昔の女学生といった印象だった。

尼崎からの通勤経路もなかなか楽しいのであるが、こうして違うところを走ってみると、それはそれでまた新しい発見があって楽しい。雨が降っていたので楽んでばかりもいられないが、朝から風情のある光景を見たりしてよかった。

Brompton は汚い雨に打たれてどろどろだった。昨日簡単にシャワーとブラシで少しは綺麗になった。

明日も天気が悪いようだが、さて、どうするかな。

クロスバイクのライト関係2011年07月13日 22時00分

ライトホルダを新しいクロスバイクに取り付けたのは 5月25日だった。なぜライトホルダが必要かという話になると、鞄の話をしなければならない。
前のクロスバイクを購入するとき、嫁が買い物に行くときにいるだろうと煩いことを言うので、サイズは小さいがママチャリなんかに取り付けられているようなスチールの籠を付けてもらっていた。これはハンドルバーより下にあるので、ハンドルバーにライトを装着すれば前方を照らすことができた。

ところが、今のクロスバイクにはあらかじめ籠を取り付けることはせず、状況に応じて鞄を交換できるように Rixen & Kaul の KlickFix アタッチメントを取り付けた。休日の遠出のときにはバッグがいいが、これは容量が小さいので通勤やら買い物には不向きである。さらに何も必要ないときには取り付けなければすっきりする。逆に遠出のときに買い物用の鞄というのも不細工である。

そして最近は暑いので、クロスバイクで出勤するときはバックパックを背負わず、Rixen & Kaul のショッパーコンフォートミニで行くことにしている。汗が多いというのもあるが、背負う、背負わないで背中の放熱性能が格段に違ってくる。

昼間は何の問題もないが、夜間はそれでは駄目だということが最初にショッパーコンフォートミニで出勤したときにわかった。鞄の上端がハンドルバーと同じ高さになるので、ハンドルバーにライトを取り付けてもバッグの上面ばかり照らして役に立たない。さらにライトが明るいので眩しくて仕方がない。

というようなわけでミノウラのアタッチメントを取り付けたのだった。
前にも書いたようにこのアタッチメントを取り付ける場所が限られていて、ハンドルバーの円筒部分はすでに KlickFix のアタッチメントを取り付けてあるので、テーパー部分にしか付けられなかった。しっかり締め付けているつもりでも振動が影響するのかすぐに辷って上を向く。最後にはなるべく KlickFix のアタッチメントに寄せるようにして取り付けたら、それからは緩むことがなかったので、いい具合だと喜んでいた。

ところが、今日いつものように帰っていると、途中でライトが上を向いた。「またか」と思って見たら、金属製のストラップが切れていた。金属疲労だろう。まだ 2箇月も使用していないのにと思うが、あれだけ何度も締めなおしていたら切れても仕方ないような気もする。
文句を言っても始まらないので、予備で携帯していた Cateye のライトをハンドルバーに付けて走り出す。アタッチメントが使えないので鞄の上面でチカチカ点滅している。光量もなく不安に思って走っていると、突然これも上を向いた。締め付けが弱かったかと思って見たらシリコンか何かでできているストラップが切れていた。

どうにも駄目な一日だった。