共立電子カレンダー2012年12月30日 09時45分

しばらく前に日本橋の共立電子に買い物に行った。12月だったので買い物をしたらカレンダーをくれた。机に置いたりするタイプでちょっとした予定が書き込める玉カレンダー(数字だけのカレンダー)だ。

玉の横に記念日やら節気なんかがある。そこに「ウィキペディアの日」(1月15日)とか「電子メールの日」(1月23日)などあるのは何となく共立らしい。ところが「禁酒の日」やらいろんな人の命日が記載されているのがしっくりこない。ガリレオとかアインシュタインのように科学技術関連の人の命日なら理解できなくもないが、法然だったり啄木だったりすると何か居心地がよくない。それよりも命日だらけで何となく気が滅入ったりもする。
旧暦 1日やら上弦、下弦なんていうものも記載されていたりして、方向が見えない。

ただまあ、知らないことがいろいろわかって面白いことは間違いない。シーラカンスの日もあるし。

カレンダーと言えば、例によって来年のカレンダーを制作した。今回は春に行った香港の写真を使用した。ついでに香港の祝日も入れてみた。祝日は結構面倒だったりする。日本のだけでも毎年大変だが、香港のも入れたので手間倍増だ。こっちのは入れるものが祝日だけだが、共立のはいろんなものが入っているので取捨選択の段階で大変だろう。記念日など無数にあるので、全部入れていたら命日の出る幕はないし、死んだ偉人もそれこそ無数なので、そっちばかりやっていたら記念日どころか節気を入れる余裕もないだろう。大体記念日にしても命日にしてもウェブで調べられるようになって簡単とはいえ、調べるのが大変だ。さらにどういう匙加減で入れていくのか決めなければならず、これも手間のかかる作業である。
共立のカレンダーは前月と翌月のカレンダーが小さく入っているので、これも予想以上に大変な作業だ。
カレンダーを使う人は拘りがなければ大抵無料で入手できるし、同じような数字の配列が表示されているだけなので、ちょいちょいとやればすぐできると考えているかもしれない。それはとんでもない誤解である。力の入っているカレンダーだと一年以上かけて制作しているものもあるらしいし、有名な企業が制作する美しいものになると印刷も特殊なので厖大な手間と作業が必要だ。何より数字主体なので間違いや誤植が混入しやすく、見つけにくいというのも苦労の要因である。

自家製カレンダーはいつものように無料でダウンロードできるのでよかったら http://www.zeny.org/calendar/ からダウンロードしてください。