「スパム」という手法2010年10月27日 22時40分

Yahoo! のニュースを見ていたらロシアでスパム業者が摘発されたという記事があった。
一日 500億通というからすさまじい量のスパムだ。

そこが摘発されてスパムが減るのは結構だが、結構でないのは記事を書いた読売新聞だ。記事には以下の文章がある。

「同社は、受信者の同意なしに営利目的メールを大量に送る『スパム』と呼ばれる手法で、バイアグラの模造品などの購入を呼びかけ、地元紙によると米欧などで過去3年半に1億2000万ドル(100億円)強の売り上げをあげた。」

今日、久しぶりに管理者宛メールボックスにアクセスして呆れたばかりである。4000通近いスパムがあった。それの大半がバイアグラ関係だ。そんなにバイアグラばかり売られても体は一つしかないのだった。そういうようなわけでこれでバイアグラのスパムが減るのであればこちらとしては喜ばしい。

スパムは手法なのか。

迷惑メールそのものがスパムなのであって、スパムを送信するのに手法もへったくれもない。スパムという手法で送られたスパムとスパムでない手法で送られたスパムは何が違うのか。
馬鹿も休み休み書いてもらいたい。マスコミの不勉強、アナウンサーの間違った日本語はますます酷くなっているような気がする。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://zeny.asablo.jp/blog/2010/10/27/5452653/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。