ブルーレイ DVD 広告の間抜けぶり2007年12月11日 23時35分

最近各社がブルーレイ DVD レコーダの広告を放送している。
「テレビはハイビジョンなのに録画はハイビジョンじゃなかったの」とかいうようなやつである。はっきりした台詞までは憶えていないがまあそんなところだ。
こんな広告で本当に消費者にブルーレイを宣伝できているのだろうか。

上記のメッセージは裏を返せば画質の差に気がつかないのに買う必要あるの、と言っているようなものだ。というかそのものと言ってもいいくらいである。そんな人たちに「もったいない」と言ったってその価値がわかるわけではないし、そんな人が無駄にブルーレイを買っても意味があるとも思えない。

消費者も馬鹿にされたものだと思うが、そもそもハイビジョンを記録するメディアが本当に一般消費者に必要なのだろうかという疑問を抱かずにはいられない。
売る方がそんなメッセージしか出せないようではブルーレイの普及は見込めないような気がする。地デジを見ても画像の鮮明さは明らかにオーバースペックだ。TV から流れてくる映像を見ていてもそれだけ価値のある映像とは思えないし、見ている方もハイビジョン映像と従来品質の映像が混在していても誰も気が付いていない。