汗の季節2011年06月03日 23時45分

もうかなり汗で駄目なのだった。
以前の職場なら今の季節それほど汗をかくほどでもないし、会社に行くにしても適当に汗をかく程度だろう。
ところが 30 km も走ると到着する頃にはタオルが汗でぼとぼとなのである。走っていると顔中汗で鬱陶しい。
単純に 5倍の距離では済まないものがここにもある。まだ湿度が低いからこの程度で収まっているが、梅雨が明けたらもっと凄いことになるだろう。
自転車通勤なしということはないが、どうするか今から悩んでいる。

すでに 6月になってしまったが、先月はいろんな事情で半分くらいしか自転車通勤できなかった。連休もあったが、雨が多かった。新しい自転車が届いてから梅雨になったのでまだ数回しか乗っていない。

話は違うが隣の部署には女性社員が二人いる。うちの部署には四人いる。数はこちらが多いがあちらの方が美人揃いだ。美人度で仕事ができるというわけではないだろうと言いたいところではある。
四人のうちの二人は翻訳をしてもらうために派遣で来てもらっている。ところが、肝腎の翻訳が駄目である。なかなか技術のわかる翻訳者がいないことは承知している。そこを割り引いても素人の私が手を入れなければならない翻訳しか上がってこないというのはどういうわけだ。
そんなわけで最近は美人の方が仕事ができるのではないかと勘繰ることにしている。
たまたま帰りに更衣室に向っていると、隣の部署の一人が門から出てきた。自転車に乗っている。ママチャリなら驚かないが、ドロップハンドルだった。暗かったのと咄嗟のことであまりよく見なかったが、何となく年季の入った風な自転車だった。意外な感じがしたが、ああいう人も自転車通勤をするのだということで今日は少し幸福な気分に浸ることができたのだった(そういうことでもないとやっていられない昨今ではある)。

調子の悪い一週間だった2011年06月12日 00時00分

今週は月曜から調子が悪かった。昼から急にしんどくなった。若干寒気もするので熱があったのだろう。自転車で行ったので自転車で帰らなければならない。熱があるのに 30 km も走って帰る。体温が測れる状態ではない。熱があるからといってそのまま寝るわけにもいかず、風呂に入って頭も洗う。

月曜は早く寝たこともあって火曜は比較的調子がよかった。こういう日に限って天気が悪いので電車である。
ところが水曜もあまり調子がよくなかった。月曜ほどではないにしてもあまりよいとはいえなかった。

木曜からは湿度に悩まされることになる。朝から高い湿度で、職場に到着したときには上から下までびっしょりだった。熱中症寸前だ。温度が真夏と比較して低いだけましだが、これが真夏だと職場に到着していない可能性がある。あまり調子がいいわけではなかったのだが、帰る頃になって仕事が入り、仕方がないので仕事をして帰る。予定より一時間以上職場を出るのが遅くなってしまった。帰りはママチャリ野郎が途中から比較的速い速度で信号無視しまくりで私を追い抜いていく。そんなやつに馬鹿にされたくないので、信号で真面目に停止しつつ頑張ってしまった。結局はぶっちぎってやったが、しんどい上に汗だらけなのに頑張ったため、帰ったときにはぼとぼとだった。

金曜も最悪だった。会社に到着できないのではないかと思った。この日もやはり上から下までびっしょりである。軽い熱中症だったかもしれない。通勤時は今でも長袖、長ズボンで通しているが、そろそろ限界かもしれない。バックパックを背負っているがバックパックがびしょびしょである。予想しなかった事態になりつつある。今でこれだったら真夏は確実に熱中症だ。通勤時の水分補給を考えなければならない。そらにバックパックを背負うことで背中から熱と汗が発散できないという問題もある。ところが困ったことにおいそれとバックパックを中断できない。というのもバックパックのストラップにタオルを通しているからだ。そんなことをしている世間の自転車乗りを見たことがないが、この時季タオルなしで走るということが私には信じられない。
軽い熱中症だったからか仕事に集中できず、ぼんやりした一日だった。さらに夕方から雨が降り出した。夜から雨と聞いていたので予定外である。さらに体調も優れない。ウェブで雨雲の切れ目を狙って帰ることにしたが、途中から降られる。
さいわい、土砂降りに遭遇することはなかったが、新しいクロモリ自転車で雨の中を走ることになってしまったので若干悔しい。
この日も前日同様、途中からヘルメットも被らないやつが追い越していった。こいつはロードか何かスポーツバイクだったが、同様に信号無視しまくり野郎だ。流石にこの日は相手をする気力もなくマイペースに徹した。

やはり片道 30 km ともなるといろいろ問題が出てくる。夏の汗の問題は心配していたが、これほど早く顕在化するとは思っていなかった。

体調のよくないときに 30 km 走るというのも辛いものがある。暑さが酷いときも同様だ。途中から電車に乗れるというような方法を真剣に検討しなければならない。

とりあえず、半袖に切り替えることにする。ズボンも検討するし、水筒を持つことにする。鞄も体から離して放熱性能を上げたい。

あれこれ出費が続きそうな気配なのであった。

タイヤのパンク2011年06月18日 11時15分

昨日の帰りはさんざんだった。
ハンドルバーに取り付けているライトホルダはハンドルバーのテーパー部分にしか取り付ける余裕がないのでそこに着けている。これが原因の一つなのだろうが、すぐに緩んできて走っているうちにお辞儀をしてしまう。ライトホルダにサイクルメータなど着けているのならお辞儀をしてもそれほど影響はないが、ライトを着けているのでお辞儀されるとライトの役目を果たさない。それだけならまだいい方で、手前にお辞儀するとライトがこっちを向くので眩しくて乗っていられない。
手で押さえながら走るわけにもいかず、途中で停めて固定する。

さらに走って残り半分弱というところで急に後輪の感触がぐにゃぐにゃになる。スポークが折れたかと思ったが、特に何も音はしていない。一応確認してみるが、やはりスポークには問題がない。再び走り出すが、やはりぐにゃぐにゃである。走っていられないので明るいところで停車してタイヤを調べる。空気が抜けていた。パンクだ。特にパンクらしい音はしていないので、空気を入れたら暫くもつのではないかと考え、空気を入れて走り出す。このまま家まで帰れるのではないかと思ったが、そこまで持ってくれなかった。結局さらに二回空気を入れた。

今朝、パンク修理をしたら、タイヤに何か刺さっていた。やはりそうか。いつもの画鋲の針かホッチキスの針だろうと思ってペンチで抜くと、呆れたことに交換式ブレーキシューのゴムを止めるピンだった。
これは実際私も経験している。気が付けばピンがなくなっているのだ。こんなものでパンクしていたのでは世話はないので、シューのメーカはもう少し抜けにくいピンを考案してもらいたい。

考えて見ればそれだけ自転車の振動は凄いのだった。毎日 60 km も走っているといろんなところが駄目になるのも頷けるというものである。

Brompton2011年06月21日 21時21分

2月27日に書いているが、その頃から Brompton が気になっていたようだ。漸く今日購入。

KHS はハンドルがぐらぐらして入院している。戻ってきても誰かに譲るか売るつもりだ。ただ、KHS が駄目かというとそんなことはなく、よく走るいい自転車だし、コストパフォーマンスもいい。ただ、私のニーズに一致しなかっただけだ。この自転車を買ったときは、とりあえず折りたたみ自転車が欲しかっただけだ。何を買っても同じとまでは言わないにしても、自分で何が欲しいかよくわかっていなかった。

輪行したり、車に積んだり、相生で乗ったりして少しは私の用途がわかってきたのだろう。
前にも書いたように電車に邪魔にならずに載せられるということは大きなポイントだ。実際に今日載せてみたが、まだ大きい。それでも KHS よりはコンパクトだし、自立してくれる。畳むときの簡単さもポイントである。KHS は折れるが、折ったらストラップで纏めなければばらけてしまう。多くの折りたたみ自転車はそうだろう。Brompton は後輪を畳んだ時点から自立する。さらにフレームを折った前輪部分もチェーンステーで固定できるし、さらにハンドルを折ったらハンドルの下の部分と固定される仕組も用意されている。サドルを下げると折りたたんだ状態で本体が固定されるので、振ってもばらけることはない。

今日、店にいるときに別のお客が Brompton を取りに来た。その人が畳まれた Brompton を展開するのを見たが、見事なものだった。他の折りたたみ自転車だとああいうようにはいかない。

Brompton は KHS を買ったときにすでに知っていた。そのときの印象はあまりよく憶えていないが、おそらく以下のような不満があったのだろう。

・高い
・変速が少ない

私の KHS の 3倍ほどの価格で 3速しかないのだから、走らないのは自明だ。そんなような理由であまり興味がなかったのかもしれない。

普段 KHS に乗る機会はあまりなかったが、去年の相生の単身赴任のときに KHS を持ち込んだことで、私にとって折りたたみ自転車はどうあるべきかということがわかってきたのかもしれない。
部屋で保管していたが畳まず、そのまま玄関に置いていた。畳むと安定しなくなること、ばらけることなどがその理由だ。畳むのは車に載せるときか家に持って帰るときだけだった。ホームセンターで売っている折りたたむことは一応できる自転車ほど重たくはないが、畳むときのいろいろの面倒を考えると、まともな折りたたみ自転車の大半も「一応」折りたためる自転車なのかもしれない。それらはよく走る、あるいは小さいというようなことに主眼が置かれているのだと思う。
走れるのに越したことはないが、折りたたみ性能を重視すると Brompton のような自転車を選択する必要が出てくるのだろう。これで軽いと嬉しいのだが、KHS と同じような重さだ。まあこれについては KHS を経験しているので、それほど苦にはならず、コンパクトな分扱いやすいということもあって KHS よりは評価している。

10 km 程度走った感じでしか言えないが、走る自転車ではない。しかしそれが特別な不満には思えない。3速についても今のところは大きな不満はない。ただ、そのうち不満になるかもしれない。シフターの感触がよくないのはすでに気になっている。

一番気になっているのはグリップだ。
今回購入する際にキャリアを付けたり、ローラーを交換したが、次のカスタマイズはグリップだろう。

今日は店からそのまま尼崎に行き、通勤経路の確認をした。明日は実際に Brompton で通勤してみようと考えている。