体重のジェットコースター ― 2011年04月02日 09時30分

このところ体重の増減が激しい。
基本的には減少傾向にあるが、週末などに増加して平日に落ちるという傾向だ。
ところが今週は 2回宴会があったため、平日の増加もあった。大抵の場合、飲むと体重が 1 kg は増加する。食べたりないと思ったときはあまり増加していないが、そうでなければ 1 kg は確実だ。場合によっては 2 kg だったりすることもある。
これは自転車にのらない影響もあるだろう。
ただ、以前は減少が少ないため、こんなことにはならなかったが、ここ数週間、前回書いたように自転車の乗り方を変えたことが影響しているのか、減少が激しいため振幅が激しいのだった。
基本的には減少傾向にあるが、週末などに増加して平日に落ちるという傾向だ。
ところが今週は 2回宴会があったため、平日の増加もあった。大抵の場合、飲むと体重が 1 kg は増加する。食べたりないと思ったときはあまり増加していないが、そうでなければ 1 kg は確実だ。場合によっては 2 kg だったりすることもある。
これは自転車にのらない影響もあるだろう。
ただ、以前は減少が少ないため、こんなことにはならなかったが、ここ数週間、前回書いたように自転車の乗り方を変えたことが影響しているのか、減少が激しいため振幅が激しいのだった。
耐久消費財? 消耗品? ― 2011年04月17日 21時45分
先週の週末はバックパックとヘルメットを洗濯した。
バックパックは一年以上洗濯しておらず塩を吹いていた。ヘルメットを洗うという発想はなかったが、ちょっと水洗いした後など茶色い汁が垂れるので、思い切って洗ってみることにした。
バックパックは一週間ですでに塩が少し浮いてきた。頻繁に洗うのも面倒なのだが、最低でも 3箇月に一度くらいは洗った方がいいのかもしれない。
ヘルメットを洗うという話はあまり聞いたことがなかったので丸洗いしようと思ったことがなかった。ただ、汗でぼとぼとにはなるのでストラップやら内側のスポンジ部分を簡単に水洗いすることはあった。丸洗いするという発想だけがなかったわけだ。
そういうヘルメットもいつ購入したのかよく憶えていないが、そろそろ寿命ではないかという気がしている。
さらにずっと使い続けているサングラス、所謂アイウェアも 6年くらい使用している筈で、レンズの着脱のしすぎで汗を振り払うためにフレームを振ったらレンズが飛んでいってしまうということがあった。Rudy Project の安いものを購入した使っているが、クリップオンやら、レンズやら買い足しているうちにかなりの金額を注ぎ込んでいる。それがためになかなか新しいものを購入しようという気にならない。ところが、普段用の眼鏡を別に持ち歩いていたりするので面倒ということもあって、新しいものが欲しいと思って随分になる。Exception なんかだと最初から度付レンズ用のフレームがあるので、レンズだけ購入すればいい。で、普段用の眼鏡には遠近両用のレンズを入れれば持ち歩く眼鏡の本数は減らないが、快適な視覚環境が得られることになる。
自転車はそろそろ次のタイヤをを準備しておく時期ではないかと思っている。チューブはパッチを当てたすぐ横から微かに空気が漏れているので先週一本廃棄した。予備は 2本あるが、どういうわけかパンクしたり、空気が抜けることが最近多いので何となく不安である。
グローブは今週洗ったが、見たら薬指のところが結構ぼろぼろになってきていた。もう 1セットくらいは欲しいと思っていたところだが、これも遠くない将来、更新しなければならないようである。
最後は自転車そのものだ。いくら調べてもフレームの寿命というものが判然としないのだが、うちの Viale 号は 20,000 km 以上走っているような気がする。ただ、アルミフレームにかなり衝撃をかけ続けているので、おとなしく走っている自転車よりは消耗しているのではないかと思う。最近はハンドル周辺からキーキーと軋む音がすることがあって、これもまた不安な材料である。ドロップハンドルで殆ど乗っていない Jamis もあるが、あれはあれで置いておきたい気もするし、通勤には MTB コンポーネントで V ブレーキのクロスバイクが自分には合っている。雑誌やら自転車の本には 15 km を超える通勤はロードバイクということになっているようだが、クロスバイクに乗り続けていると体がそれに馴れてしまうのでドロップハンドルがいいという気にはならない。さらに、ブレーキの制動性とかけやすさを考えるとドロップハンドルは私の通勤自転車の選択肢には含まれない。ということで雑誌やウェブで次のクロスバイクを探したりもするが、どういうのがいいのかよくわからない。少なくとも明るい色のフレームだけはやめておこうと思うのだった。汚れが目立つのである。
個人的にはクロモリフレームで MTB コンポーネントを付けたクロスバイクというのが適当な重量と適当な価格で売られていればそれにしたいところだが、残念ながらクロスバイクは大抵アルミフレームである。
一日 60 km の通勤はいろんなものを消耗品にしてしまうのだった。
バックパックは一年以上洗濯しておらず塩を吹いていた。ヘルメットを洗うという発想はなかったが、ちょっと水洗いした後など茶色い汁が垂れるので、思い切って洗ってみることにした。
バックパックは一週間ですでに塩が少し浮いてきた。頻繁に洗うのも面倒なのだが、最低でも 3箇月に一度くらいは洗った方がいいのかもしれない。
ヘルメットを洗うという話はあまり聞いたことがなかったので丸洗いしようと思ったことがなかった。ただ、汗でぼとぼとにはなるのでストラップやら内側のスポンジ部分を簡単に水洗いすることはあった。丸洗いするという発想だけがなかったわけだ。
そういうヘルメットもいつ購入したのかよく憶えていないが、そろそろ寿命ではないかという気がしている。
さらにずっと使い続けているサングラス、所謂アイウェアも 6年くらい使用している筈で、レンズの着脱のしすぎで汗を振り払うためにフレームを振ったらレンズが飛んでいってしまうということがあった。Rudy Project の安いものを購入した使っているが、クリップオンやら、レンズやら買い足しているうちにかなりの金額を注ぎ込んでいる。それがためになかなか新しいものを購入しようという気にならない。ところが、普段用の眼鏡を別に持ち歩いていたりするので面倒ということもあって、新しいものが欲しいと思って随分になる。Exception なんかだと最初から度付レンズ用のフレームがあるので、レンズだけ購入すればいい。で、普段用の眼鏡には遠近両用のレンズを入れれば持ち歩く眼鏡の本数は減らないが、快適な視覚環境が得られることになる。
自転車はそろそろ次のタイヤをを準備しておく時期ではないかと思っている。チューブはパッチを当てたすぐ横から微かに空気が漏れているので先週一本廃棄した。予備は 2本あるが、どういうわけかパンクしたり、空気が抜けることが最近多いので何となく不安である。
グローブは今週洗ったが、見たら薬指のところが結構ぼろぼろになってきていた。もう 1セットくらいは欲しいと思っていたところだが、これも遠くない将来、更新しなければならないようである。
最後は自転車そのものだ。いくら調べてもフレームの寿命というものが判然としないのだが、うちの Viale 号は 20,000 km 以上走っているような気がする。ただ、アルミフレームにかなり衝撃をかけ続けているので、おとなしく走っている自転車よりは消耗しているのではないかと思う。最近はハンドル周辺からキーキーと軋む音がすることがあって、これもまた不安な材料である。ドロップハンドルで殆ど乗っていない Jamis もあるが、あれはあれで置いておきたい気もするし、通勤には MTB コンポーネントで V ブレーキのクロスバイクが自分には合っている。雑誌やら自転車の本には 15 km を超える通勤はロードバイクということになっているようだが、クロスバイクに乗り続けていると体がそれに馴れてしまうのでドロップハンドルがいいという気にはならない。さらに、ブレーキの制動性とかけやすさを考えるとドロップハンドルは私の通勤自転車の選択肢には含まれない。ということで雑誌やウェブで次のクロスバイクを探したりもするが、どういうのがいいのかよくわからない。少なくとも明るい色のフレームだけはやめておこうと思うのだった。汚れが目立つのである。
個人的にはクロモリフレームで MTB コンポーネントを付けたクロスバイクというのが適当な重量と適当な価格で売られていればそれにしたいところだが、残念ながらクロスバイクは大抵アルミフレームである。
一日 60 km の通勤はいろんなものを消耗品にしてしまうのだった。
アトピーとむずむず脚症候群 ― 2011年04月24日 22時00分
最近漸くアトピーの症状が落着いてきた。
2月の頭だったと思うが、薬を塗っても状態がよくならないことがあった。医者に行くとステロイドの副作用ではないかというので、それからしばらくステロイドを中止することになった。1箇月我慢するとステロイドが完全に抜けるので副作用もなくなるということだった。今の医者はいろいろアトピーの原因を調べようとしてくれているので、疑わしいものを排除するなどしたいらしい。
ということでそれから 1箇月、顔のステロイド塗り薬を使わないことになった。その間、リバウンドなどで酷くなることがあると聞かされていた。実際には予想したほど酷くはなかった。ただ、ステロイドを復活してから急に酷くなった。それも困ったが、それ以上に困ったのは猛烈に痒くなったことだった。最初は首から上が痒くて殆ど眠れない日が一週間ほど続いた。
顔の状態もステロイドを塗りだしてから酷くなった。まるでステロイドを再開するとリバウンドが出るような感じだ。これは一週間強でましになってきたが、数日間は誰にも会いたくないくらい酷い顔だった。
難儀なのは首から上が治まった頃から体中が猛烈に痒くなり始めたことだった。それで体用のステロイドは強めのものを処方してもらい、痒みを抑える飲み薬も強いものを処方してもらうことで一週間しないうちに猛烈な痒みも収まってきた。
痒みを抑える薬というのはこれで曲者で、強い薬は眠気を催すようにできていることが多い。いつだったか風邪を引いて PG を飲んだときに昼間どうしようもない眠気に襲われて閉口したことがあった。調べてみると PG は症状を抑えるための薬で、風邪が治るわけではないことがわかってから PG を飲むのを止めた。
今回処方してもらっている痒み止めはそれほど強い眠気が出ていないが、しばらく前に処方してもらった別の薬は PG 同様強烈な眠気が出るので中止してもらった。仕事にならないのだ。その割に夜の眠りがよくなるかというとそうでもないところが腹立たしいのであるが。
ということで今ではかなり症状が落着いてきた。
その間、いろいろあった。首から上が猛烈に痒かった時期、その痒さが引金になってむずむず脚症候群が酷くなった。これは例えば額の痒みが直接脚のむずむずに連動するというような症状の現れ方もした。私の場合、脚に灸を据えることで凌いできたが、これが殆ど効かなかった。
ということで私の場合、ステロイドを中断するときはまだいいようだが、ステロイドに戻す場合は痒み対策をしっかりしないと酷いことになるようであるし、顔もぼろぼろになる。顔は真面目に薬を塗り続けていれば一週間以上かかるが、よくはなる。ただ、猛烈ではないが痒みはあるので傷がなかなか治らないが。
2月の頭だったと思うが、薬を塗っても状態がよくならないことがあった。医者に行くとステロイドの副作用ではないかというので、それからしばらくステロイドを中止することになった。1箇月我慢するとステロイドが完全に抜けるので副作用もなくなるということだった。今の医者はいろいろアトピーの原因を調べようとしてくれているので、疑わしいものを排除するなどしたいらしい。
ということでそれから 1箇月、顔のステロイド塗り薬を使わないことになった。その間、リバウンドなどで酷くなることがあると聞かされていた。実際には予想したほど酷くはなかった。ただ、ステロイドを復活してから急に酷くなった。それも困ったが、それ以上に困ったのは猛烈に痒くなったことだった。最初は首から上が痒くて殆ど眠れない日が一週間ほど続いた。
顔の状態もステロイドを塗りだしてから酷くなった。まるでステロイドを再開するとリバウンドが出るような感じだ。これは一週間強でましになってきたが、数日間は誰にも会いたくないくらい酷い顔だった。
難儀なのは首から上が治まった頃から体中が猛烈に痒くなり始めたことだった。それで体用のステロイドは強めのものを処方してもらい、痒みを抑える飲み薬も強いものを処方してもらうことで一週間しないうちに猛烈な痒みも収まってきた。
痒みを抑える薬というのはこれで曲者で、強い薬は眠気を催すようにできていることが多い。いつだったか風邪を引いて PG を飲んだときに昼間どうしようもない眠気に襲われて閉口したことがあった。調べてみると PG は症状を抑えるための薬で、風邪が治るわけではないことがわかってから PG を飲むのを止めた。
今回処方してもらっている痒み止めはそれほど強い眠気が出ていないが、しばらく前に処方してもらった別の薬は PG 同様強烈な眠気が出るので中止してもらった。仕事にならないのだ。その割に夜の眠りがよくなるかというとそうでもないところが腹立たしいのであるが。
ということで今ではかなり症状が落着いてきた。
その間、いろいろあった。首から上が猛烈に痒かった時期、その痒さが引金になってむずむず脚症候群が酷くなった。これは例えば額の痒みが直接脚のむずむずに連動するというような症状の現れ方もした。私の場合、脚に灸を据えることで凌いできたが、これが殆ど効かなかった。
ということで私の場合、ステロイドを中断するときはまだいいようだが、ステロイドに戻す場合は痒み対策をしっかりしないと酷いことになるようであるし、顔もぼろぼろになる。顔は真面目に薬を塗り続けていれば一週間以上かかるが、よくはなる。ただ、猛烈ではないが痒みはあるので傷がなかなか治らないが。
SPring-8 施設公開 ― 2011年04月30日 20時00分
4月30日の施設公開に合せて29日から赤穂一泊という日程で出かけてきた。今回はうちの親と嫁の親も連れて行くことにした。というのも(現在は違うが)自分の職場を見せられるというなかなかない機会だからだ。とにかく私の仕事は部外者にはほぼ理解されないので、ちょっとでも実感してもらうには現場に連れて行くのが一番いい。さらにはたまにメディアに出たりする有名な施設でもあるので、よくわからないにしても何か感じるものがあるかもしれないということもある。
うちの車は軽自動車だし、嫁の実家の車はバンタイプだが、5人乗るには厳しいということで今回はノアを借りることにした。ワンボックスを運転するのは初めてだった。大きいので不安だったが、実際は快適である。人がワンボックスを欲しがるのも頷ける気がした。しかし、常時大勢で移動するならともかく、それだけでワンボックスを所有するというのはいろんな意味で無駄である。やはり借りるのが一番だ。今回借りたノアはまだ新車だった。
11時過ぎに出発したら吹田から宝塚まで渋滞していた。今年は出足が鈍いというような話だったので、渋滞情報も調べず出たが、あれなら下道で宝塚まで行った方が確実に速かった。宝塚を越すのに 2時間以上かかっていたので自転車の倍くらいかかったことになる。長期休暇の渋滞情報の下調べは重要であることを改めて実感させられた。
そんなわけで大幅に予定が狂って初日は坂越だけしか行けなかった。
御崎で泊ってゆっくりできた。が、携帯の電波が届いたり届かなかったりするので無線 LAN を導入してくれると嬉しい。
さて、当日は朝から旅館で土産物を物色する。いくらか買うが、他も見たいと思い赤穂駅に行く。さらに買って光都へ。ナビに案内させたら相生市街を経由するルートを出す。後で Google マップのルート検索でやってみても似たようなルートだった。竜泉の交叉点を突っ切って行くルートをガイドしてくれるのかと思ったらそうではなかった。
この日は直接車で SPring-8 には入れず、合同庁舎横の共同駐車場までしか行けない。そこから無料のシャトルバスで構内に入る。駐車場の車も凄かったが、バスに乗るのも随分並んだ。SPring-8 が人だらけだった。普段は昼休みの時間に管理棟周辺を通ると適度にわらわらと人が出てくる程度だが、この日は賑わっている公園くらいには人がいた。バス乗り場で行列ができるのはこの日くらいではないか。
ここまで人が多いとは正直予想しなかった。なかなか盛況である。
今回の目玉は XFEL である。個人的にも期待していたが、入れたのは実験研究棟だけだった。加速器棟と光源棟は入れてもらえなかったのでがっかりした。XFEL は調整段階で、まだ実験が行えるようにはなっていないようだ。
加速器も放射光も専門家でもなく、体系的に教わったわけでもないのでこれまで知識が断片的だった。今回の見学でいくらか欠落していた知識が得られたのが収穫だった。SPring-8 でも X 線を利用しているが、XFEL との違いがわからなかったが、それもある程度理解できた。
これまでトイレと自動販売機しか利用したことのない B4 出口からビームラインが見学できたのもよかった。
トートバッグとマーカ、太陽電池付 LED やらパンフレットなどを貰う。スタンプラリーに参加すると冊子をくれた。なんだ冊子かと思って少しがっかりしたが、これがなかなか面白いマンガだ。「エイトハカセ」という 8種類の動物の博士が加速器と放射光についていろいろ解説してくれるのだった。主人公は猫のニャン博士らしいが、これが学者とは思えない無知なやつで、ちょいちょい別の博士らから「キミ、本当に学者か」と詰め寄られる。実は考古学が専門という設定になっているのであまり物理に詳しくないわけだ。
このマンガは http://www.spring8.or.jp/ja/kids/8hakase/ で全部読むことができる。描いているのは研究者の博士らしい。
当日はニャン博士の着ぐるみもいた。最近流行のゆるキャラだが、最尖端の研究施設も緩くなったものである。
うちの車は軽自動車だし、嫁の実家の車はバンタイプだが、5人乗るには厳しいということで今回はノアを借りることにした。ワンボックスを運転するのは初めてだった。大きいので不安だったが、実際は快適である。人がワンボックスを欲しがるのも頷ける気がした。しかし、常時大勢で移動するならともかく、それだけでワンボックスを所有するというのはいろんな意味で無駄である。やはり借りるのが一番だ。今回借りたノアはまだ新車だった。
11時過ぎに出発したら吹田から宝塚まで渋滞していた。今年は出足が鈍いというような話だったので、渋滞情報も調べず出たが、あれなら下道で宝塚まで行った方が確実に速かった。宝塚を越すのに 2時間以上かかっていたので自転車の倍くらいかかったことになる。長期休暇の渋滞情報の下調べは重要であることを改めて実感させられた。
そんなわけで大幅に予定が狂って初日は坂越だけしか行けなかった。
御崎で泊ってゆっくりできた。が、携帯の電波が届いたり届かなかったりするので無線 LAN を導入してくれると嬉しい。
さて、当日は朝から旅館で土産物を物色する。いくらか買うが、他も見たいと思い赤穂駅に行く。さらに買って光都へ。ナビに案内させたら相生市街を経由するルートを出す。後で Google マップのルート検索でやってみても似たようなルートだった。竜泉の交叉点を突っ切って行くルートをガイドしてくれるのかと思ったらそうではなかった。
この日は直接車で SPring-8 には入れず、合同庁舎横の共同駐車場までしか行けない。そこから無料のシャトルバスで構内に入る。駐車場の車も凄かったが、バスに乗るのも随分並んだ。SPring-8 が人だらけだった。普段は昼休みの時間に管理棟周辺を通ると適度にわらわらと人が出てくる程度だが、この日は賑わっている公園くらいには人がいた。バス乗り場で行列ができるのはこの日くらいではないか。
ここまで人が多いとは正直予想しなかった。なかなか盛況である。
今回の目玉は XFEL である。個人的にも期待していたが、入れたのは実験研究棟だけだった。加速器棟と光源棟は入れてもらえなかったのでがっかりした。XFEL は調整段階で、まだ実験が行えるようにはなっていないようだ。
加速器も放射光も専門家でもなく、体系的に教わったわけでもないのでこれまで知識が断片的だった。今回の見学でいくらか欠落していた知識が得られたのが収穫だった。SPring-8 でも X 線を利用しているが、XFEL との違いがわからなかったが、それもある程度理解できた。
これまでトイレと自動販売機しか利用したことのない B4 出口からビームラインが見学できたのもよかった。
トートバッグとマーカ、太陽電池付 LED やらパンフレットなどを貰う。スタンプラリーに参加すると冊子をくれた。なんだ冊子かと思って少しがっかりしたが、これがなかなか面白いマンガだ。「エイトハカセ」という 8種類の動物の博士が加速器と放射光についていろいろ解説してくれるのだった。主人公は猫のニャン博士らしいが、これが学者とは思えない無知なやつで、ちょいちょい別の博士らから「キミ、本当に学者か」と詰め寄られる。実は考古学が専門という設定になっているのであまり物理に詳しくないわけだ。
このマンガは http://www.spring8.or.jp/ja/kids/8hakase/ で全部読むことができる。描いているのは研究者の博士らしい。
当日はニャン博士の着ぐるみもいた。最近流行のゆるキャラだが、最尖端の研究施設も緩くなったものである。
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