気圧急低下 ― 2009年10月07日 23時00分
以前温度ロガーを購入した話を書いた。
記録は取り続けているが、ある程度のデータが集まると傾向のようなものがわかってくるので購入した当初の楽しさがなくなってくる。
すでに知っての通り、ところによっては大型颱風の接近を実感している地域もあることだろう。うちも風雨が激しくなってきた。一時間ほど前には警報も発令されている。
どういうわけか大阪はあまり颱風が来ない。来なくて不満ということはまったくなく、今後もあまり来てもらいたくはない。それが来るとなるとここ十年で最大級という颱風らしい。
ついさきほどロガーのデータを取り込んでみた。グラフで見ると凄いことになっていた。急転直下という感じで気圧が低下している。別の意味で颱風接近を感じる。それでも 22:40 の気圧が 994.7 hPa だった。中心気圧が 945 hPa くらいらしいから、まだ 50 hPa ほど低下することになるのだろう。
颱風が通過すると同様に気圧は急上昇するのだろうか。
記録は取り続けているが、ある程度のデータが集まると傾向のようなものがわかってくるので購入した当初の楽しさがなくなってくる。
すでに知っての通り、ところによっては大型颱風の接近を実感している地域もあることだろう。うちも風雨が激しくなってきた。一時間ほど前には警報も発令されている。
どういうわけか大阪はあまり颱風が来ない。来なくて不満ということはまったくなく、今後もあまり来てもらいたくはない。それが来るとなるとここ十年で最大級という颱風らしい。
ついさきほどロガーのデータを取り込んでみた。グラフで見ると凄いことになっていた。急転直下という感じで気圧が低下している。別の意味で颱風接近を感じる。それでも 22:40 の気圧が 994.7 hPa だった。中心気圧が 945 hPa くらいらしいから、まだ 50 hPa ほど低下することになるのだろう。
颱風が通過すると同様に気圧は急上昇するのだろうか。
気圧急上昇 ― 2009年10月08日 09時50分
ということで 09:00 までのデータをロガーから取り込んでみた。
わが家の場合、03:00 に 979.4 hPa を記録したのが最低で、そこから上昇に転じている。実際のデータを見ると最低付近は 2時間程度ある。
ニュースによれば予想の東側部分を移動しているようで、大阪直撃は免れたため、雨も風もこのへんは予想よりも控えめだった。
ウェザーニューズの予想だとピーク時には一時間 30 mm ほどの雨量があるということになっていた。見たことのない雨量なのでそんなに降ると風による騒音とともに夜中は寝られないくらい煩いだろうと思っていた。ところが実際は風はいくらか強く、雨戸などを鳴らしていたが雨はそれほどでもなかった。
図は気圧の変化を示したものだ。時間軸だけ拡大したいのだが収集ソフトがへぼくて縦横同時に拡大するので、8月下旬からの気圧変化になっている。他の変動と比較すると颱風の変動がいかに急峻であるかがわかる。
わが家の場合、03:00 に 979.4 hPa を記録したのが最低で、そこから上昇に転じている。実際のデータを見ると最低付近は 2時間程度ある。
ニュースによれば予想の東側部分を移動しているようで、大阪直撃は免れたため、雨も風もこのへんは予想よりも控えめだった。
ウェザーニューズの予想だとピーク時には一時間 30 mm ほどの雨量があるということになっていた。見たことのない雨量なのでそんなに降ると風による騒音とともに夜中は寝られないくらい煩いだろうと思っていた。ところが実際は風はいくらか強く、雨戸などを鳴らしていたが雨はそれほどでもなかった。
図は気圧の変化を示したものだ。時間軸だけ拡大したいのだが収集ソフトがへぼくて縦横同時に拡大するので、8月下旬からの気圧変化になっている。他の変動と比較すると颱風の変動がいかに急峻であるかがわかる。
卒業論文 ― 2009年10月11日 00時50分
先月連休明けに会社のウェブサーバとして動いていたマシンが壊れた。壊れたという状況だけしか聞いていないので、実際は後から HDD を抜き取られたマシンを見ただけだ。
ほぼ一年前のことになる。「予算が余っているから」という話だったと理解しているが、ラックマウントのサーバにするからマシンを選定せよという話があった。いずれサーバのソフト的な構成を変更したいと思っていたので、買うことに異論はなかった。ただ、個人的に計画しているスケジュールからはかなり早いのが問題だった。どのくらい早いかというと具体的な計画はなかった。そのときに思ったのはせめて一年後にして欲しいということだった。
そのときに購入したマシン 2台に Linux をインストールしてある程度準備はしていた。それでも突然壊れることは想定していなかったので、そこまでの準備はできていなかった。壊れたマシンはラックマウントのマシンを除けば一番新しく購入したマシンだ。順序からすると一番壊れてはいけない筈の機械である。何がわるいのか知らないが、画面に何も表示されないらしい。HDD を調べてもらったら、とくに問題はないということだったので、そこから必要なデータなどを取り出して新しいマシンに移して今は何とかほぼ従来通りの状態で動作している。
それに以前から懸案だったまともなサーバ証明書をインストールして携帯からも社内ページにアクセスできるようにするというところまでは実現させた。これもわかってみればそれほど大変な作業ではなかった。
今は設定内容やら手順をメモしている段階である。Debian だけに限らないのかもしれないが、ディストリビューションのバージョンが上がるごとに設定ファイルや設定内容が変化するので、片手間管理人としてはついていけない。いつもウェブの情報を探しまくって設定し、何とか動かしている。たまにメモを取ったりもするが、あちこちに散乱させているうちにどれが何かわからなくなったり紛失したり、さらにはバージョンが上がって役に立たなかったりすることになる。
それでも少しは纏めておいた方がいいだろうということで、これを機会に少しメモして残しているところだ。
本来であれば次の計画である各種アカウント管理を OpenLDAP に載せるというところに着手しなければならないのだが、ディレクトリ管理もデータベースも経験がないので、どうもしっくり理解できない。それでもテスト運用してもいいところまで来たような気がする。ただ、計画しているデータをどのようなデータ構造にすればいいかというところで悩んでいてなかなか進まない。
長い話になってしまった。
うちのサーバはファイアウォールというものを走らせていない。それが危険な状態であることは認識しているが、あれこれしている時間もないので放置してきた。いろいろサービスを走らせていると外部から不正にアクセスしようという輩が現れる。ログにもそれらしいのが残っている。これはいかんということで iptables を動かして防御する必要もある。
OpenLDAP の導入と並行して、それを入れようとドキュメントを読み始めたところだ。チュートリアルを見ていると大学でドキュメントを翻訳したときのことを思い出した。
私が所属していたゼミでは数人で一つの卒業論文を仕上げて提出するというスタイルだった。テーマを決めたり、実際に作業を進めるのは同じ班の優等生だった。私は落ちこぼれだったので計算機でシミュレートした結果をグラフにするというプログラムを担当した。当時の大型計算機を使い倒して学科に膨大な計算機使用料が発生して先生が頭を抱えていた。端末を使用すると当時 1秒 60円という噂を聞いたことがある。学費はその使用料でお釣がくるほど元が取れているかもしれない。
その端末も緑色で EBCDIC 文字しか表示できない IBM の端末で、グラフィックが普通に表示できる今の端末からすれば信じられない性能だった(キーボードの感触は最高だったが)。それで計算した結果をグラフにするとなると特殊なプロッタを使用することになる。当然日本語の説明書という気の利いたものはない。
これが困ったことに専門用語だらけであった。まあ今も大して違いはないが、今はコンピュータ用語なら普通の英和辞典でもそこそこ載っているし、インターネットなら困ることもないくらい簡単に調べられる。ところが当時家にあった研究社の英和大辞典でさえそんなものは殆ど何も載っていなかった。したがってただでさえ暗号に近い英文に暗号のごとき専門用語が混入しているため、理解は一向に捗らなかった。
そうしたある日、ゼミの先生が別の教授のところにあることを教えてくれ、そのデバイスのごく簡単な日本語の資料を貰いに行った。本当に簡単な資料だったが、これのお蔭で随分助けられた。
冬休みは辞書と首っ引きでマニュアルを翻訳していたのを思い出す。
そんなことに明け暮れ、一方でグラフを出力するプログラムを書くものの、恥ずかしい話自分の班が一体何を研究しているのか三月の卒業研究発表で概要を聞くまでまったく理解していなかった。それも十分理解したというのではなく、おぼろげながら概要だけはわかったという程度だった。卒業式にも出ず、それから後も会社に出社する前日まで研究室でプログラミングしていた。
家にはその卒業論文のコピーはあるが、今でも何のことだかわかっていない。それでよく卒業させてもらえたと自分でも呆れている。
その代りというわけでもないが、図をプロットするのに使用したデバイスの資料の翻訳のメモを担当の先生に渡してきた。これが自分の本当の卒業論文(単なる翻訳だが)ではないかと今でも思っている。ごく簡単な日本語の資料以外には英語の辞書さえ役に立たなかったものを苦労して翻訳したわけだから、それなりの成果ではあろう。そうはいっても、ドキュメントすべてを翻訳する能力と知識はなかったので、使った機能に関する部分を中心に翻訳しただけだったような気がする。
残念ながらそちらのコピーはない。そんな高価なデバイスを使うことは金輪際ないに違いないということもあったし(今あったとしてもそれはそれで何の役にも立たないだろう)、先生や後輩の役に立てば、苦労した翻訳も報われるというような気持ちもあったのかもしれない。広辞苑のような大きさの英和大辞典が役に立たないのだ。
Iptablesチュートリアル 日本語訳 (http://www.asahi-net.or.jp/~aa4t-nngk/ipttut/) を読みながらふとそんなことを思い出したのだった。
ほぼ一年前のことになる。「予算が余っているから」という話だったと理解しているが、ラックマウントのサーバにするからマシンを選定せよという話があった。いずれサーバのソフト的な構成を変更したいと思っていたので、買うことに異論はなかった。ただ、個人的に計画しているスケジュールからはかなり早いのが問題だった。どのくらい早いかというと具体的な計画はなかった。そのときに思ったのはせめて一年後にして欲しいということだった。
そのときに購入したマシン 2台に Linux をインストールしてある程度準備はしていた。それでも突然壊れることは想定していなかったので、そこまでの準備はできていなかった。壊れたマシンはラックマウントのマシンを除けば一番新しく購入したマシンだ。順序からすると一番壊れてはいけない筈の機械である。何がわるいのか知らないが、画面に何も表示されないらしい。HDD を調べてもらったら、とくに問題はないということだったので、そこから必要なデータなどを取り出して新しいマシンに移して今は何とかほぼ従来通りの状態で動作している。
それに以前から懸案だったまともなサーバ証明書をインストールして携帯からも社内ページにアクセスできるようにするというところまでは実現させた。これもわかってみればそれほど大変な作業ではなかった。
今は設定内容やら手順をメモしている段階である。Debian だけに限らないのかもしれないが、ディストリビューションのバージョンが上がるごとに設定ファイルや設定内容が変化するので、片手間管理人としてはついていけない。いつもウェブの情報を探しまくって設定し、何とか動かしている。たまにメモを取ったりもするが、あちこちに散乱させているうちにどれが何かわからなくなったり紛失したり、さらにはバージョンが上がって役に立たなかったりすることになる。
それでも少しは纏めておいた方がいいだろうということで、これを機会に少しメモして残しているところだ。
本来であれば次の計画である各種アカウント管理を OpenLDAP に載せるというところに着手しなければならないのだが、ディレクトリ管理もデータベースも経験がないので、どうもしっくり理解できない。それでもテスト運用してもいいところまで来たような気がする。ただ、計画しているデータをどのようなデータ構造にすればいいかというところで悩んでいてなかなか進まない。
長い話になってしまった。
うちのサーバはファイアウォールというものを走らせていない。それが危険な状態であることは認識しているが、あれこれしている時間もないので放置してきた。いろいろサービスを走らせていると外部から不正にアクセスしようという輩が現れる。ログにもそれらしいのが残っている。これはいかんということで iptables を動かして防御する必要もある。
OpenLDAP の導入と並行して、それを入れようとドキュメントを読み始めたところだ。チュートリアルを見ていると大学でドキュメントを翻訳したときのことを思い出した。
私が所属していたゼミでは数人で一つの卒業論文を仕上げて提出するというスタイルだった。テーマを決めたり、実際に作業を進めるのは同じ班の優等生だった。私は落ちこぼれだったので計算機でシミュレートした結果をグラフにするというプログラムを担当した。当時の大型計算機を使い倒して学科に膨大な計算機使用料が発生して先生が頭を抱えていた。端末を使用すると当時 1秒 60円という噂を聞いたことがある。学費はその使用料でお釣がくるほど元が取れているかもしれない。
その端末も緑色で EBCDIC 文字しか表示できない IBM の端末で、グラフィックが普通に表示できる今の端末からすれば信じられない性能だった(キーボードの感触は最高だったが)。それで計算した結果をグラフにするとなると特殊なプロッタを使用することになる。当然日本語の説明書という気の利いたものはない。
これが困ったことに専門用語だらけであった。まあ今も大して違いはないが、今はコンピュータ用語なら普通の英和辞典でもそこそこ載っているし、インターネットなら困ることもないくらい簡単に調べられる。ところが当時家にあった研究社の英和大辞典でさえそんなものは殆ど何も載っていなかった。したがってただでさえ暗号に近い英文に暗号のごとき専門用語が混入しているため、理解は一向に捗らなかった。
そうしたある日、ゼミの先生が別の教授のところにあることを教えてくれ、そのデバイスのごく簡単な日本語の資料を貰いに行った。本当に簡単な資料だったが、これのお蔭で随分助けられた。
冬休みは辞書と首っ引きでマニュアルを翻訳していたのを思い出す。
そんなことに明け暮れ、一方でグラフを出力するプログラムを書くものの、恥ずかしい話自分の班が一体何を研究しているのか三月の卒業研究発表で概要を聞くまでまったく理解していなかった。それも十分理解したというのではなく、おぼろげながら概要だけはわかったという程度だった。卒業式にも出ず、それから後も会社に出社する前日まで研究室でプログラミングしていた。
家にはその卒業論文のコピーはあるが、今でも何のことだかわかっていない。それでよく卒業させてもらえたと自分でも呆れている。
その代りというわけでもないが、図をプロットするのに使用したデバイスの資料の翻訳のメモを担当の先生に渡してきた。これが自分の本当の卒業論文(単なる翻訳だが)ではないかと今でも思っている。ごく簡単な日本語の資料以外には英語の辞書さえ役に立たなかったものを苦労して翻訳したわけだから、それなりの成果ではあろう。そうはいっても、ドキュメントすべてを翻訳する能力と知識はなかったので、使った機能に関する部分を中心に翻訳しただけだったような気がする。
残念ながらそちらのコピーはない。そんな高価なデバイスを使うことは金輪際ないに違いないということもあったし(今あったとしてもそれはそれで何の役にも立たないだろう)、先生や後輩の役に立てば、苦労した翻訳も報われるというような気持ちもあったのかもしれない。広辞苑のような大きさの英和大辞典が役に立たないのだ。
Iptablesチュートリアル 日本語訳 (http://www.asahi-net.or.jp/~aa4t-nngk/ipttut/) を読みながらふとそんなことを思い出したのだった。
パトカーの交通違反 ― 2009年10月11日 16時45分
松江で通行禁止区域をパトカーが走行して切符を切られたというのがニュースになっている。
ニュースを見る限り標識の状態などはまったくわからないので断定はできないが、見にくいところに標識があったのかもしれない。乗車していた警官が二人とも気が付かなかったと言っているらしいし、以前にも同様の事象があったらしいことからもその可能性はある。少なくともわかりやすくないことだけは間違いない。
よく言われるのは見にくいところに標識を立てて警察が違反の取り締まりをしているのではないかということだ。それが本当であれば自分で自分の罠にかかっているようなものである。署長は「再発防止に努める」などと言っているらしいが、本当に見にくいところに標識を立てるようなことをしているのであれば、それ以前によく見えるところに標識を設置するのが筋というものだし、そうすることで再発は防止できる。
ニュースを見る限り標識の状態などはまったくわからないので断定はできないが、見にくいところに標識があったのかもしれない。乗車していた警官が二人とも気が付かなかったと言っているらしいし、以前にも同様の事象があったらしいことからもその可能性はある。少なくともわかりやすくないことだけは間違いない。
よく言われるのは見にくいところに標識を立てて警察が違反の取り締まりをしているのではないかということだ。それが本当であれば自分で自分の罠にかかっているようなものである。署長は「再発防止に努める」などと言っているらしいが、本当に見にくいところに標識を立てるようなことをしているのであれば、それ以前によく見えるところに標識を設置するのが筋というものだし、そうすることで再発は防止できる。
水筒選び ― 2009年10月11日 22時50分
自転車に乗る人は自転車用のボトルというのがある。ボトル以外にもドリンクバッグというか、バックパックに附属していたりバックパックスタイルの補給システムというような大層なものもあるようだ。システムにするほど長距離を走るわけでもなく、記録に挑戦しているわけでもないので、個人的にはお手軽なボトルを使用している。
自転車用として売られているものは栓を上げで胴を押せば吸わなくても中の液体が出てくるようになっている。
最初に購入したのは Polar の断熱式のものだった。断熱されているので冷たさが長持ちするという触れ込みだったので購入したが、暑い時季はこれが一時間も冷たさが持続しない。氷を大量に入れても暑ければ二時間持つことはないような気がする。最初冷たいのに徐徐にぬるくなってくるというのは当り前のことではあるが、飲むときには期待外れとなる。失敗だった。
そこで自転車用ボトルは断念して魔法瓶タイプの水筒を探すことにした。自転車に乗ったまま水分を摂るというようなことは滅多にしないが、さっと取り出し、さっと補給できるというのは重要なので、水筒もなるべくそれに沿ったものを選ぶ。メーカとしてはサーモス、象印、タイガーくらいしかない。
その中で拘ったのが容量だった。通常は 500 ml だろうが、これではすぐになくなってしまう。それより大きいと 800 ml だ。象印の TUFF というシリーズに 650 ml というのがあるが、蓋が螺子式なのでぱっと開けてさっと飲むという用途に向かない。ただ、この容量は絶妙で若干氷を入れても 500 ml のペットボトルの飲料がそのまま入る。650 ml でワンタッチ開閉の蓋のものを探してみたが、見つけられなかった。
今は仕事に行くときに 800 ml のものを鞄に入れて使っている。この大きさになるとボトルホルダに収まらない。これは通勤途中に飲むためのものではなく、仕事場で飲むためのものなのでそれで構わない。当初は何本も購入するつもりはなかったので容量と使い勝手の両方で欲張ってあれこれ検討していた。
あるときちらっと水筒の話をしたら、突然嫁が 800 ml のを買ってきた。それが仕事用に使っている水筒だが、これは保冷用と保温用の口が交換できるタイプだった。残念なことに保冷用の口はキャップに螺子が切ってあるので、簡単に開閉できない。仕方がないので職場専用として使うことにし、自転車用は別途検討することにした。
この 800 ml で保温機能の重要性を認識した。確かに数時間も置くといくらかは常温に近づくが、冷たい飲み物は冷たいまま、温かい飲み物も温かいという当り前だが嬉しい機能である。特に保温機能のないボトルを使っていた経験からすると、水筒以外では保温機能は普通になってしまっていても新鮮な感じがした。
結局容量についてはさんざん悩んで、500 ml を探すことにした。800 ml はボトルホルダに装着できない可能性が高いが 500 ml ならおそらくできること、いくらコンビニも自動販売機もないようなところでも普段自転車で走っている範囲では一時間も走れば何かあること、一時間で 500 ml しかないということで我慢できない量でもないことなどから 800 ml は断念して 500 ml で探すことにした。
保温機能については大容量ほど重視される性能だが 500 ml 程度だとすでに十分な領域に達しているといっていい。5時間で 2度程度が最近の標準的な性能のようだが、500 ml 程度の飲み物を自転車に乗って 5時間も残っているということはあり得ない。そういう意味では 500 ml なら魔法瓶タイプを選べばどれでも問題ない範囲と言っていいだろう。
容量が一応決ったので、使いやすさを検討するため、ホームセンターやスーパーなどに行っては現物を見て調査する。といっても性能はどれもほぼ横並びなので、微妙な使い勝手を調べる。特に意識したのは開閉のしやすさとロックの機能だった。
開閉も基本的にはどれも似たような感じだった。一番問題になったのは蓋のロック機構だ。これも螺子式の蓋からすれば大同小異、五十歩百歩なのだが、この機構だけに絞って検討するとなかなかそうとも言えないと思った。ロックが外れやすそうな方式、逆にロックがしっかりしていてロックを外すのに若干手間取りそうなもの、ロックの機構上、プラスチックでは大きくなりがちで邪魔になったり、想定外の力がかかるとロックが折れてしまいそうなものなどがあった。
以前、これはと思って目をつけていたサーモスのものは生産されなくなったのか見なくなった。新しい製品はロック部分がプラスチックに変り、個人的には満足度が減ってしまった。実際の商品を検討できたものの中から最終的に選んだのは象印のものだった。これも消去法で残ったようなもので満足しているわけではない。実際、使用してみた印象ではロックしたつもりがロックできていなかったことがあった。
ロックの解除とともに蓋が開いてしまう傾向があるが、これは便利なのかもしれない。
魔法瓶タイプの水筒のよさは暑いときに走って実感される。炎天下で信号待ちのときなどに取り出した水筒から出てくる飲み物の冷たさに一瞬の幸福を感じないわけにはいかない。ことばで書くと若干大袈裟だが、体験してみると忘れられない。自動販売機の前に停止して冷たい飲み物を買っても同じことなのだが、水筒からは冷たくない飲み物という印象が植え付けられてしまったからか、暑いときにはこの冷たさが堪らない。
自転車用にはぜひ魔法瓶タイプをお薦めする。
自転車用として売られているものは栓を上げで胴を押せば吸わなくても中の液体が出てくるようになっている。
最初に購入したのは Polar の断熱式のものだった。断熱されているので冷たさが長持ちするという触れ込みだったので購入したが、暑い時季はこれが一時間も冷たさが持続しない。氷を大量に入れても暑ければ二時間持つことはないような気がする。最初冷たいのに徐徐にぬるくなってくるというのは当り前のことではあるが、飲むときには期待外れとなる。失敗だった。
そこで自転車用ボトルは断念して魔法瓶タイプの水筒を探すことにした。自転車に乗ったまま水分を摂るというようなことは滅多にしないが、さっと取り出し、さっと補給できるというのは重要なので、水筒もなるべくそれに沿ったものを選ぶ。メーカとしてはサーモス、象印、タイガーくらいしかない。
その中で拘ったのが容量だった。通常は 500 ml だろうが、これではすぐになくなってしまう。それより大きいと 800 ml だ。象印の TUFF というシリーズに 650 ml というのがあるが、蓋が螺子式なのでぱっと開けてさっと飲むという用途に向かない。ただ、この容量は絶妙で若干氷を入れても 500 ml のペットボトルの飲料がそのまま入る。650 ml でワンタッチ開閉の蓋のものを探してみたが、見つけられなかった。
今は仕事に行くときに 800 ml のものを鞄に入れて使っている。この大きさになるとボトルホルダに収まらない。これは通勤途中に飲むためのものではなく、仕事場で飲むためのものなのでそれで構わない。当初は何本も購入するつもりはなかったので容量と使い勝手の両方で欲張ってあれこれ検討していた。
あるときちらっと水筒の話をしたら、突然嫁が 800 ml のを買ってきた。それが仕事用に使っている水筒だが、これは保冷用と保温用の口が交換できるタイプだった。残念なことに保冷用の口はキャップに螺子が切ってあるので、簡単に開閉できない。仕方がないので職場専用として使うことにし、自転車用は別途検討することにした。
この 800 ml で保温機能の重要性を認識した。確かに数時間も置くといくらかは常温に近づくが、冷たい飲み物は冷たいまま、温かい飲み物も温かいという当り前だが嬉しい機能である。特に保温機能のないボトルを使っていた経験からすると、水筒以外では保温機能は普通になってしまっていても新鮮な感じがした。
結局容量についてはさんざん悩んで、500 ml を探すことにした。800 ml はボトルホルダに装着できない可能性が高いが 500 ml ならおそらくできること、いくらコンビニも自動販売機もないようなところでも普段自転車で走っている範囲では一時間も走れば何かあること、一時間で 500 ml しかないということで我慢できない量でもないことなどから 800 ml は断念して 500 ml で探すことにした。
保温機能については大容量ほど重視される性能だが 500 ml 程度だとすでに十分な領域に達しているといっていい。5時間で 2度程度が最近の標準的な性能のようだが、500 ml 程度の飲み物を自転車に乗って 5時間も残っているということはあり得ない。そういう意味では 500 ml なら魔法瓶タイプを選べばどれでも問題ない範囲と言っていいだろう。
容量が一応決ったので、使いやすさを検討するため、ホームセンターやスーパーなどに行っては現物を見て調査する。といっても性能はどれもほぼ横並びなので、微妙な使い勝手を調べる。特に意識したのは開閉のしやすさとロックの機能だった。
開閉も基本的にはどれも似たような感じだった。一番問題になったのは蓋のロック機構だ。これも螺子式の蓋からすれば大同小異、五十歩百歩なのだが、この機構だけに絞って検討するとなかなかそうとも言えないと思った。ロックが外れやすそうな方式、逆にロックがしっかりしていてロックを外すのに若干手間取りそうなもの、ロックの機構上、プラスチックでは大きくなりがちで邪魔になったり、想定外の力がかかるとロックが折れてしまいそうなものなどがあった。
以前、これはと思って目をつけていたサーモスのものは生産されなくなったのか見なくなった。新しい製品はロック部分がプラスチックに変り、個人的には満足度が減ってしまった。実際の商品を検討できたものの中から最終的に選んだのは象印のものだった。これも消去法で残ったようなもので満足しているわけではない。実際、使用してみた印象ではロックしたつもりがロックできていなかったことがあった。
ロックの解除とともに蓋が開いてしまう傾向があるが、これは便利なのかもしれない。
魔法瓶タイプの水筒のよさは暑いときに走って実感される。炎天下で信号待ちのときなどに取り出した水筒から出てくる飲み物の冷たさに一瞬の幸福を感じないわけにはいかない。ことばで書くと若干大袈裟だが、体験してみると忘れられない。自動販売機の前に停止して冷たい飲み物を買っても同じことなのだが、水筒からは冷たくない飲み物という印象が植え付けられてしまったからか、暑いときにはこの冷たさが堪らない。
自転車用にはぜひ魔法瓶タイプをお薦めする。
写真の技術と意図 II ― 2009年10月17日 16時20分
以前、物撮りの話を書いた。今、そのときに撮影した写真が表示される試験装置のテストをしている。
表示される指示に従って機器を接続していく。わかりにくい写真がある。わかりやすい位置から撮影したつもりのものが、実際には作業するときと違う角度から撮影しているため、わかりにくい写真になっているものがある。ただ、作業する位置から撮影するとわかりにくい写真になってしまうものがあるので、なかなか難しい。
さらに画角の問題がある。これは撮影者の問題もあるし、写真の編集者、テスト作成者の意図の問題もあるが、クローズアップしすぎるとそれが機器のどこかがわかりづらくなってしまうこともある。かといって引きすぎると今度は意図する部分がわからなくなってしまう。
この試験装置は機器と機器を太いケーブルで接続するものが結構ある。機器が十分重いとケーブルに負けないが、機器が軽いとケーブルに引っ張られるので写真が撮影しにくかったり、ケーブルの位置が制御しづらいものがあったりして素人のカメラマンには難しい。
結局写真で提示しやすいものと写真では提示しにくいもの、写真に補助的な表現を追加して説明すべきもの、全体と部分で説明する方がわかりやすいもの、動画で説明するのがわかりやすいものなどあるようだ。
話は違うが、先月の連休で旅行に行った。そのときにも撮影したが、全然駄目だった。やはりたまにしか撮らないようではいい写真はなかなか撮れない。
表示される指示に従って機器を接続していく。わかりにくい写真がある。わかりやすい位置から撮影したつもりのものが、実際には作業するときと違う角度から撮影しているため、わかりにくい写真になっているものがある。ただ、作業する位置から撮影するとわかりにくい写真になってしまうものがあるので、なかなか難しい。
さらに画角の問題がある。これは撮影者の問題もあるし、写真の編集者、テスト作成者の意図の問題もあるが、クローズアップしすぎるとそれが機器のどこかがわかりづらくなってしまうこともある。かといって引きすぎると今度は意図する部分がわからなくなってしまう。
この試験装置は機器と機器を太いケーブルで接続するものが結構ある。機器が十分重いとケーブルに負けないが、機器が軽いとケーブルに引っ張られるので写真が撮影しにくかったり、ケーブルの位置が制御しづらいものがあったりして素人のカメラマンには難しい。
結局写真で提示しやすいものと写真では提示しにくいもの、写真に補助的な表現を追加して説明すべきもの、全体と部分で説明する方がわかりやすいもの、動画で説明するのがわかりやすいものなどあるようだ。
話は違うが、先月の連休で旅行に行った。そのときにも撮影したが、全然駄目だった。やはりたまにしか撮らないようではいい写真はなかなか撮れない。
肌の調子と気圧の関係 ― 2009年10月18日 21時18分
それほど酷くはないが、アトピー持ちである。
最近は比較的調子がよくて、薬を塗らなくてもいいことが多い。調子が悪くなるときは徐徐に悪化する傾向がある。
ところが颱風の翌日だったか、突然前触れもなく悪化して顔が赤くなった。稀に突然悪化することもないわけではなかったようにも思うが、これだけ調子のいいことがなかったのでわからなかったということもあるかもしれない。
原因を考えてみると気圧くらいしか思いつかない。前にも書いたように颱風の通過でわが家周辺は 30 hPa 程度急激に気圧が低下・上昇した。それも僅か数時間の気圧の低下である。
ウェブを調べてみると気圧の低下でアトピーが悪化するという人が結構いるらしい。人によっていろいろなのでアトピーの人がすべて気圧に影響されるわけではないかもしれない。私の場合は気圧の変動で何らかの影響が認められるようだ。ただ、気圧だけは自分でどうすることもできないので、それで予防的に薬を塗るとかする程度のことしかできないが、それでも予測できないよりはましというものだ。
特に飛行機内はかなり気圧が低いので、飛行機に乗るときには注意する必要がある。
こうなると欲しくなるのは携帯用の気圧計だ。家に設置しているものをもう一台購入すればいいようなものだが、これはロガー機能があっていいにはいいが、高いのが悩みの種である。
最近は比較的調子がよくて、薬を塗らなくてもいいことが多い。調子が悪くなるときは徐徐に悪化する傾向がある。
ところが颱風の翌日だったか、突然前触れもなく悪化して顔が赤くなった。稀に突然悪化することもないわけではなかったようにも思うが、これだけ調子のいいことがなかったのでわからなかったということもあるかもしれない。
原因を考えてみると気圧くらいしか思いつかない。前にも書いたように颱風の通過でわが家周辺は 30 hPa 程度急激に気圧が低下・上昇した。それも僅か数時間の気圧の低下である。
ウェブを調べてみると気圧の低下でアトピーが悪化するという人が結構いるらしい。人によっていろいろなのでアトピーの人がすべて気圧に影響されるわけではないかもしれない。私の場合は気圧の変動で何らかの影響が認められるようだ。ただ、気圧だけは自分でどうすることもできないので、それで予防的に薬を塗るとかする程度のことしかできないが、それでも予測できないよりはましというものだ。
特に飛行機内はかなり気圧が低いので、飛行機に乗るときには注意する必要がある。
こうなると欲しくなるのは携帯用の気圧計だ。家に設置しているものをもう一台購入すればいいようなものだが、これはロガー機能があっていいにはいいが、高いのが悩みの種である。
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