スマートフォンとガラパゴス携帯 ― 2010年07月11日 22時15分
スマートフォンが日本でも普及してきたらしい。それに伴って従来からの主流である携帯電話機(所謂ガラパゴス携帯)と比較する記事や人が増えてきた。
これまで見たところではガラパゴス携帯でできることができないからスマートフォンはまだ駄目だとか、これからはスマートフォンの時代だとかいう議論になりがちなようである。
私には携帯電話は無用の長物に近い。
通話時間は平均すると月に 1分以下、携帯でメールするのは面倒なので殆どしない。無駄に電話会社に寄附しているようなものだ。考えてみれば勿体ない話である。
そんなわけだから、通話とメール機能から発展してきたガラパゴス携帯は私にとって魅力はない。未だに五年前の G'zOne を使っているので電子マネーも利用したことはないし、ワンセグも見たいと思わないのでどうだっていい。携帯専用サイトなんか利用したことはないし、i-mode 何ですか、それ、という具合だ。携帯で音楽を聴くことはないし(聴きたい音楽がダウンロードできるようには思えない)、ましてや音楽をダウンロードすることもない。だからガラパゴス携帯に満載の機能は防水機能を除いて私には何のメリットも齎さないのであった。
一方のスマートフォンであるが、これも私にはあまり魅力のある製品ではないように見える。スケジュール管理というほどのスケジュールはないし、外出先で Word や Excel を開きたいということもない。以前と違って iPhone には興味があるし、実際のところいろいろな都合で iPhone 4 を予約したりもしているが、「スマートフォン」だからという理由で iPhone を買おうとしているわけではなく、電話付 iPod touch として購入しようとしている。
なので、私の場合、電話機というところから出発する装置にはあまり関心が持てない。だから、どちらを選択するかとか、どちらがいいかというような議論にはあまり関心が持てないし参加する気もない。
ただ、どちらがいいかと訊かれるとスマートフォンである。理由はマルチリンガルに対応しているかどうかというこの一点に尽きる。iPhone 以外のスマートフォンについては詳しくないのでわからないが、大半のスマートフォンは外国由来であるので、マルチリンガルであろうと想像して書いている。
別に私は多言語をばりばり使っているわけではない。第二言語の英語ですらかなり怪しい。それでも多言語を必要とする機会はある。音楽であったり、友人であったりするわけだ。
ガラパゴス携帯の場合、いくら多機能でスマートフォン並の機能があっても、私の知る限り OS レベルで多言語対応しているという話を聞いたことがない。尤も携帯電話機に関心がなくて知らないだけかもしれないので、対応していれば素直に謝る。
これは国内の携帯音楽プレーヤを選択するという場面でも同じだ。私の場合、最初から iPod なので他の音楽プレーヤのことはわからないが、iPod はマルチリンガル対応だった。スペイン語のアクセント付アルファベットだろうが繁体字中国語だろうが普通に表示してくれる。
曲名にしても歌詞にしても、持っている CD をすべて入れることになれば私の場合マルチリンガルでなければ話にならない。ところが国内メーカの製品は大抵マルチリンガルというようなことを前提に設計している様子は窺えない。とりあえず英語が表示できればいいという態度で設計されているので、外国語の歌詞とまで言わなくても曲名すらまともに表示できなかったりする(曲名が表示できれば歌詞も表示できるだろうが)。使われることのない機能に費用を注ぎ込んでも無駄なだけだということなのだと思う。これは一方的に非難するのも可哀想かもしれない。これまで携帯電話でこれほどの多機能が要求されてきたのは日本国内だけで、外国ではそれほど要求があったわけではない。だからこそのガラパゴスなのだが、海外でもスマートフォンが普及してきたわけだから、i-mode は知らないがガラパゴス携帯のシステムをベースに多国展開してもいい時期ではないかという気がする。そろそろ島国根性から脱却してもいい時期にさしかかっているのではないだろうか。
iPod もスマートフォンも基本的には開発国以外でも売るという前提で設計されているので、マルチリンガル機能が標準で実装されている。一方のガラパゴス携帯電話は取扱説明書なんかを見ていても英語の説明が巻末に数ページあるだけのお座なりな対応しかしていないので、メニューの言語を英語以外にすることすらできないのではないかと思う。
そういう視点で考えた場合、ガラパゴス携帯がいくらスマートフォンに劣らないくらい機能が満載されていたとしても、ガラパゴス携帯とスマートフォンは本質的に別のものということができる。私の場合、スマートフォンかそうでないかの違いはマルチリンガル対応かどうかという定義になる。iPod はメニューの言語も複数選択できる。間違ってヘブライ語なんかにしてしまえば元に戻すのに苦労することになるだろう。
ついでに書いておくと、そろそろ Windows も標準でシステム言語を選択できるようにしてもらいたい。今後アルゼンチンの友人が遊びに来るかどうかはわからないが、以前来たときに PC を使わせてやろうとしてもメニューが日本語なのでどうしようもなかった。Ultimate を買えば UI も他の言語に設定できるらしいが、それだけのためにそんなものを買わなければならないというのもどうかしている。Mac は iPod や iPhone 同様できるということを聞いたような気がするが、もしかすると日本で売られている Windows 系スマートフォンは UI の言語を変更できないのだろうか。
これまで見たところではガラパゴス携帯でできることができないからスマートフォンはまだ駄目だとか、これからはスマートフォンの時代だとかいう議論になりがちなようである。
私には携帯電話は無用の長物に近い。
通話時間は平均すると月に 1分以下、携帯でメールするのは面倒なので殆どしない。無駄に電話会社に寄附しているようなものだ。考えてみれば勿体ない話である。
そんなわけだから、通話とメール機能から発展してきたガラパゴス携帯は私にとって魅力はない。未だに五年前の G'zOne を使っているので電子マネーも利用したことはないし、ワンセグも見たいと思わないのでどうだっていい。携帯専用サイトなんか利用したことはないし、i-mode 何ですか、それ、という具合だ。携帯で音楽を聴くことはないし(聴きたい音楽がダウンロードできるようには思えない)、ましてや音楽をダウンロードすることもない。だからガラパゴス携帯に満載の機能は防水機能を除いて私には何のメリットも齎さないのであった。
一方のスマートフォンであるが、これも私にはあまり魅力のある製品ではないように見える。スケジュール管理というほどのスケジュールはないし、外出先で Word や Excel を開きたいということもない。以前と違って iPhone には興味があるし、実際のところいろいろな都合で iPhone 4 を予約したりもしているが、「スマートフォン」だからという理由で iPhone を買おうとしているわけではなく、電話付 iPod touch として購入しようとしている。
なので、私の場合、電話機というところから出発する装置にはあまり関心が持てない。だから、どちらを選択するかとか、どちらがいいかというような議論にはあまり関心が持てないし参加する気もない。
ただ、どちらがいいかと訊かれるとスマートフォンである。理由はマルチリンガルに対応しているかどうかというこの一点に尽きる。iPhone 以外のスマートフォンについては詳しくないのでわからないが、大半のスマートフォンは外国由来であるので、マルチリンガルであろうと想像して書いている。
別に私は多言語をばりばり使っているわけではない。第二言語の英語ですらかなり怪しい。それでも多言語を必要とする機会はある。音楽であったり、友人であったりするわけだ。
ガラパゴス携帯の場合、いくら多機能でスマートフォン並の機能があっても、私の知る限り OS レベルで多言語対応しているという話を聞いたことがない。尤も携帯電話機に関心がなくて知らないだけかもしれないので、対応していれば素直に謝る。
これは国内の携帯音楽プレーヤを選択するという場面でも同じだ。私の場合、最初から iPod なので他の音楽プレーヤのことはわからないが、iPod はマルチリンガル対応だった。スペイン語のアクセント付アルファベットだろうが繁体字中国語だろうが普通に表示してくれる。
曲名にしても歌詞にしても、持っている CD をすべて入れることになれば私の場合マルチリンガルでなければ話にならない。ところが国内メーカの製品は大抵マルチリンガルというようなことを前提に設計している様子は窺えない。とりあえず英語が表示できればいいという態度で設計されているので、外国語の歌詞とまで言わなくても曲名すらまともに表示できなかったりする(曲名が表示できれば歌詞も表示できるだろうが)。使われることのない機能に費用を注ぎ込んでも無駄なだけだということなのだと思う。これは一方的に非難するのも可哀想かもしれない。これまで携帯電話でこれほどの多機能が要求されてきたのは日本国内だけで、外国ではそれほど要求があったわけではない。だからこそのガラパゴスなのだが、海外でもスマートフォンが普及してきたわけだから、i-mode は知らないがガラパゴス携帯のシステムをベースに多国展開してもいい時期ではないかという気がする。そろそろ島国根性から脱却してもいい時期にさしかかっているのではないだろうか。
iPod もスマートフォンも基本的には開発国以外でも売るという前提で設計されているので、マルチリンガル機能が標準で実装されている。一方のガラパゴス携帯電話は取扱説明書なんかを見ていても英語の説明が巻末に数ページあるだけのお座なりな対応しかしていないので、メニューの言語を英語以外にすることすらできないのではないかと思う。
そういう視点で考えた場合、ガラパゴス携帯がいくらスマートフォンに劣らないくらい機能が満載されていたとしても、ガラパゴス携帯とスマートフォンは本質的に別のものということができる。私の場合、スマートフォンかそうでないかの違いはマルチリンガル対応かどうかという定義になる。iPod はメニューの言語も複数選択できる。間違ってヘブライ語なんかにしてしまえば元に戻すのに苦労することになるだろう。
ついでに書いておくと、そろそろ Windows も標準でシステム言語を選択できるようにしてもらいたい。今後アルゼンチンの友人が遊びに来るかどうかはわからないが、以前来たときに PC を使わせてやろうとしてもメニューが日本語なのでどうしようもなかった。Ultimate を買えば UI も他の言語に設定できるらしいが、それだけのためにそんなものを買わなければならないというのもどうかしている。Mac は iPod や iPhone 同様できるということを聞いたような気がするが、もしかすると日本で売られている Windows 系スマートフォンは UI の言語を変更できないのだろうか。
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