iPod touch の使用感 ― 2008年10月18日 21時30分
少し前に新しい iPod touch を買った。
iPod はすでに数世代前の 60 GB を持っている。128 KB だったかの圧縮率だったら手持ちの音源がほぼ全部入る容量だが、あるときロスレス圧縮と聞き較べたら何となく音が不自然だったので、全部ロスレスにしたら 170 GB くらいになってしまった。以前のようにどか買いはしないにしてもコレクションが増えていくのは間違いないので、余裕を見て 200 GB くらいの iPod が出ることを期待していた。新製品では 120 GB に容量が下がってしまった。来年にでも 240 GB が出るのを期待しているが、こっちはどうなるのかわからない。
iPod touch を購入したのは次のような理由による。
・常時使えるインターネット端末
・旅行先でメールできる環境(ウェブができればなおいい)
インターネット端末ということで考えればノートパソコンがある。「旅行先で」という条件であれば携帯電話を考える人が多いかもしれない。
私の言う旅行先は海外なので海外でメールできる環境が必要になる。それも今なら携帯で間に合うこともあるが、通信料や毎月の料金を考えると、それほど使わない携帯で海外仕様を買うのも勿体ない話である。
「常時使えるインターネット端末」というのは説明が必要だろう。家ではノートパソコンを使用しているが、よくあるのはパソコンの電源を切った後にアクセスしたいページが出てきたりすることがよくある。そのときからまたパソコンを立ち上げるのも面倒なことがあるので、多少使いにくくてもすぐに使える端末があるといいというのが「常時使える」ということだ。
一般的にはいずれのニーズにも携帯電話が最適と思われている。一応私もウェブにアクセスできる携帯を持っているが料金とか使いにくいとかいう理由があって滅多に使わない。さらに海外でも使いたいという希望があるので、携帯はあまり向いていない。何度も言うように海外でも使える携帯電話はあるし最近は国内でもスマートフォンが売られているのでそういう選択肢もあるわけだ。それでも料金のことを考えると私の場合は魅力的とは言いがたいし、どうも携帯電話というのがあまり好きではない。
iPhone 3G を選択しなかった理由に iPhone が携帯電話であるというのもある。世間で iPhone 発売前に話題になったときもそれほど関心はなかった。iPhone で魅力を感じるとすれば GPS 機能と屋外でも携帯回線経由でウェブが使えるということだ。これが便利なのは自転車で走っていて道を探すのに Google マップが使えるということにある。今は目的地までの地図をあらかじめ印刷してそれを参照するようにしているが、出先で Google マップが使えると便利だし、近くの店を検索することもできる。
すべては料金の問題だが、何でも便利になればいいというものでもないと思うので、携帯嫌いということを理由に iPhone は見送った。
で、夏のペナン旅行に間に合うように iPod touch が欲しいと思ったが、新しいモデルが出るという噂がちらほらあったので我慢した。経由するシンガポール空港では無線 LAN が無料で使えるということもあってかなり欲しかったのだが。
初代 iPod touch を見送った最大の理由はコストパフォーマンスが悪いということに尽きる。新しいモデルは安くなっているか性能アップされていることは間違いないので、新モデル発売目前に旧モデルを買う気にはなれない。
ということで新モデルの 32 GB モデルを購入。5万円近い価格はかなり高いのだが、32 GB でも容量に不満があるのでいろいろ考えた結果だ。
無線のアクセスポイントはすでに家にあるのですぐに使える予定だった。最初の設定に難航したものの、何とか接続てきるようになった。ところがそれも束の間、アクセスポイントのある上の階では殆どアクセスポイントを認識しないし、そのうち同じ階でも認識しなくなった。うちのアクセスポイントはかなり古いモデルで IEEE802.11g が出始めた頃のものなので、こなれていないのかもしれない。iPod touch の問題もあるかもしれないが。
結局、どうしようもないので新しくアクセスポイントを購入。これは iPod touch 購入前からいずれ買うことになるものだった。というのも海外のホテルに行くと部屋に RJ45 コネクタの所謂 LAN ケーブルが出ていることが多くなってきた。有線 LAN なら無料で使えるところが増えている。無線 LAN についてはそこまで普及しているわけではないようで、ロビー周辺に限定されていたり、使えても有料だったりする。それほど使うわけではないのでお金を払ったとしても驚くほどの金額を請求されることはないと思うが、料金がわからない不安と従量制を使うときの落ち着かない気分が厭というのもある。iPod touch を購入する前は有料でも仕方ないかと思っていた。あるとき部屋に LAN ケーブルが出ているのであれば自前の無線 LAN アクセスポイントを持参すれば部屋で自由に使えるのではないかと考えた。調べてみると携帯に便利な小型の機種がいくつか発売されているらしいことがわかったのと、LAN の仕組みを考えればアクセスポイントを接続して使えない筈はない。これを買えば重たいノートパソコンを持って旅行に行く必要がないという結論になった。今までも持って行ったことはないが。
ところが調べてみると大半の小型モデルが AC 100 V にしか対応していないらしい。探した範囲では ASUS のモデルしか AC 240 V までの電源をカバーしているものはなかった。100 V 専用モデルと較べると割高だがトランスとかコンバータを持参することを考えればそれしかないも同然だ。
小型と書いてあるものの、ウェブの写真を見る限り大きさがわからないので小型には見えない。届いた梱包を解いて箱を見るとこれまた予想以上に大きい。騙されたような気分になりつつ箱を開けると出てきた製品は確かに小さかった。本体はたばこの箱くらいしかない。おまけに携帯用のケースが附属している。
これでアクセスできるようになったが、それでも問題はある。どういうわけか iPod touch の無線 LAN 機能をオンにしても一度で接続できない。一度オフにしてそれからオンしなおしてやっと使えるようになる。相性の問題なのかどうかわからないが、二回目にはほぼ確実に繋がるのでそれ以上は追及していない。
ということで今ではパソコンを切った後、寝る前のアクセスはもっぱら iPod touch である。
これまでのところ割合機嫌よく使っているが、いくつか不満がある。
・Safari が突然死んでしまうことがある
・コピーアンドペースト(所謂コピペ)ができない
・音楽を再生中にウェブブラウズしたりあれこれしていると音が切れることがある
・インターネットに接続しているとバッテリの持ちがよくない
・うちの 60 GB iPod の周辺機器が使えない
こんなデバイスでがんがんウェブサーフィンすることはないので、コピペは知れているのかもしれないが、気に入ったサイトの名前をメモしようと思ってもコピーできないのが不満である。パソコンでも Safari を使っていればブックマークを共有できたりするのかもしれないが、iPod touch は殆どスタンドアロンのデバイスとして使っていて iTunes で同期することが滅多にないので、そんな手間をかけるのも面倒ということもある。
音楽再生中に音が切れるのは音楽プレーヤの癖に言語道断だ。と云いつつ自分でもインターネット端末のような使い方をしているので文句が言えるのかどうかわからないような気はするが iPod というからには頑強な音楽再生機能であって欲しい。言語設定を変更すると音楽の再生が終了してしまうのも気に入らない仕様ではある。まあ、ころころ切り替える人がいないだろうからこれは仕方ないのかもしれない。
面白いのは世界時計に登録する都市を言語設定を変えて登録すると日本語と外国語が混在できたりすることだ。天気はそうはいかなかったが。
上記の問題がファームウェアの更新で改善されれば残りは容量だけになる。周辺機器の問題があったな。
これは鬱陶しい。Dock もそうだが、車載で使用するトランスミッタまで互換性がない。トランスミッタについては充電にも送信にも対応していない。先日、用事で一泊二日の旅行に行ったが、その理由のために結局両方の iPod を持参することになった。
困ったものである。
iPod はすでに数世代前の 60 GB を持っている。128 KB だったかの圧縮率だったら手持ちの音源がほぼ全部入る容量だが、あるときロスレス圧縮と聞き較べたら何となく音が不自然だったので、全部ロスレスにしたら 170 GB くらいになってしまった。以前のようにどか買いはしないにしてもコレクションが増えていくのは間違いないので、余裕を見て 200 GB くらいの iPod が出ることを期待していた。新製品では 120 GB に容量が下がってしまった。来年にでも 240 GB が出るのを期待しているが、こっちはどうなるのかわからない。
iPod touch を購入したのは次のような理由による。
・常時使えるインターネット端末
・旅行先でメールできる環境(ウェブができればなおいい)
インターネット端末ということで考えればノートパソコンがある。「旅行先で」という条件であれば携帯電話を考える人が多いかもしれない。
私の言う旅行先は海外なので海外でメールできる環境が必要になる。それも今なら携帯で間に合うこともあるが、通信料や毎月の料金を考えると、それほど使わない携帯で海外仕様を買うのも勿体ない話である。
「常時使えるインターネット端末」というのは説明が必要だろう。家ではノートパソコンを使用しているが、よくあるのはパソコンの電源を切った後にアクセスしたいページが出てきたりすることがよくある。そのときからまたパソコンを立ち上げるのも面倒なことがあるので、多少使いにくくてもすぐに使える端末があるといいというのが「常時使える」ということだ。
一般的にはいずれのニーズにも携帯電話が最適と思われている。一応私もウェブにアクセスできる携帯を持っているが料金とか使いにくいとかいう理由があって滅多に使わない。さらに海外でも使いたいという希望があるので、携帯はあまり向いていない。何度も言うように海外でも使える携帯電話はあるし最近は国内でもスマートフォンが売られているのでそういう選択肢もあるわけだ。それでも料金のことを考えると私の場合は魅力的とは言いがたいし、どうも携帯電話というのがあまり好きではない。
iPhone 3G を選択しなかった理由に iPhone が携帯電話であるというのもある。世間で iPhone 発売前に話題になったときもそれほど関心はなかった。iPhone で魅力を感じるとすれば GPS 機能と屋外でも携帯回線経由でウェブが使えるということだ。これが便利なのは自転車で走っていて道を探すのに Google マップが使えるということにある。今は目的地までの地図をあらかじめ印刷してそれを参照するようにしているが、出先で Google マップが使えると便利だし、近くの店を検索することもできる。
すべては料金の問題だが、何でも便利になればいいというものでもないと思うので、携帯嫌いということを理由に iPhone は見送った。
で、夏のペナン旅行に間に合うように iPod touch が欲しいと思ったが、新しいモデルが出るという噂がちらほらあったので我慢した。経由するシンガポール空港では無線 LAN が無料で使えるということもあってかなり欲しかったのだが。
初代 iPod touch を見送った最大の理由はコストパフォーマンスが悪いということに尽きる。新しいモデルは安くなっているか性能アップされていることは間違いないので、新モデル発売目前に旧モデルを買う気にはなれない。
ということで新モデルの 32 GB モデルを購入。5万円近い価格はかなり高いのだが、32 GB でも容量に不満があるのでいろいろ考えた結果だ。
無線のアクセスポイントはすでに家にあるのですぐに使える予定だった。最初の設定に難航したものの、何とか接続てきるようになった。ところがそれも束の間、アクセスポイントのある上の階では殆どアクセスポイントを認識しないし、そのうち同じ階でも認識しなくなった。うちのアクセスポイントはかなり古いモデルで IEEE802.11g が出始めた頃のものなので、こなれていないのかもしれない。iPod touch の問題もあるかもしれないが。
結局、どうしようもないので新しくアクセスポイントを購入。これは iPod touch 購入前からいずれ買うことになるものだった。というのも海外のホテルに行くと部屋に RJ45 コネクタの所謂 LAN ケーブルが出ていることが多くなってきた。有線 LAN なら無料で使えるところが増えている。無線 LAN についてはそこまで普及しているわけではないようで、ロビー周辺に限定されていたり、使えても有料だったりする。それほど使うわけではないのでお金を払ったとしても驚くほどの金額を請求されることはないと思うが、料金がわからない不安と従量制を使うときの落ち着かない気分が厭というのもある。iPod touch を購入する前は有料でも仕方ないかと思っていた。あるとき部屋に LAN ケーブルが出ているのであれば自前の無線 LAN アクセスポイントを持参すれば部屋で自由に使えるのではないかと考えた。調べてみると携帯に便利な小型の機種がいくつか発売されているらしいことがわかったのと、LAN の仕組みを考えればアクセスポイントを接続して使えない筈はない。これを買えば重たいノートパソコンを持って旅行に行く必要がないという結論になった。今までも持って行ったことはないが。
ところが調べてみると大半の小型モデルが AC 100 V にしか対応していないらしい。探した範囲では ASUS のモデルしか AC 240 V までの電源をカバーしているものはなかった。100 V 専用モデルと較べると割高だがトランスとかコンバータを持参することを考えればそれしかないも同然だ。
小型と書いてあるものの、ウェブの写真を見る限り大きさがわからないので小型には見えない。届いた梱包を解いて箱を見るとこれまた予想以上に大きい。騙されたような気分になりつつ箱を開けると出てきた製品は確かに小さかった。本体はたばこの箱くらいしかない。おまけに携帯用のケースが附属している。
これでアクセスできるようになったが、それでも問題はある。どういうわけか iPod touch の無線 LAN 機能をオンにしても一度で接続できない。一度オフにしてそれからオンしなおしてやっと使えるようになる。相性の問題なのかどうかわからないが、二回目にはほぼ確実に繋がるのでそれ以上は追及していない。
ということで今ではパソコンを切った後、寝る前のアクセスはもっぱら iPod touch である。
これまでのところ割合機嫌よく使っているが、いくつか不満がある。
・Safari が突然死んでしまうことがある
・コピーアンドペースト(所謂コピペ)ができない
・音楽を再生中にウェブブラウズしたりあれこれしていると音が切れることがある
・インターネットに接続しているとバッテリの持ちがよくない
・うちの 60 GB iPod の周辺機器が使えない
こんなデバイスでがんがんウェブサーフィンすることはないので、コピペは知れているのかもしれないが、気に入ったサイトの名前をメモしようと思ってもコピーできないのが不満である。パソコンでも Safari を使っていればブックマークを共有できたりするのかもしれないが、iPod touch は殆どスタンドアロンのデバイスとして使っていて iTunes で同期することが滅多にないので、そんな手間をかけるのも面倒ということもある。
音楽再生中に音が切れるのは音楽プレーヤの癖に言語道断だ。と云いつつ自分でもインターネット端末のような使い方をしているので文句が言えるのかどうかわからないような気はするが iPod というからには頑強な音楽再生機能であって欲しい。言語設定を変更すると音楽の再生が終了してしまうのも気に入らない仕様ではある。まあ、ころころ切り替える人がいないだろうからこれは仕方ないのかもしれない。
面白いのは世界時計に登録する都市を言語設定を変えて登録すると日本語と外国語が混在できたりすることだ。天気はそうはいかなかったが。
上記の問題がファームウェアの更新で改善されれば残りは容量だけになる。周辺機器の問題があったな。
これは鬱陶しい。Dock もそうだが、車載で使用するトランスミッタまで互換性がない。トランスミッタについては充電にも送信にも対応していない。先日、用事で一泊二日の旅行に行ったが、その理由のために結局両方の iPod を持参することになった。
困ったものである。
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